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拓麻呂です。
一般的に、西暦1573年~1603の約30年間を『安土桃山』時代と言います。
歴史の授業なんかでも耳にしたことがありますが、『安土桃山』って、一体どういう意味なのでしょうか?
安土桃山ってどういう意味?
『安土』と『桃山』とは?
まずは『安土』からお伝えします。
結論から言ってしまうと、織田信長の居城であり権威の象徴『安土城』に由来します。
一方の『桃山』とは、豊臣秀吉が居城としていた『伏見城』が、『桃山』と呼ばれる地域になったことに由来します。
なお『桃山』という地域は、江戸時代になってからの呼称で、伏見城の跡地に桃の木が植えられたことが、『桃山』の由来と言われています。
つまり、織田信長と豊臣秀吉にゆかりのある時代、それが『安土桃山時代』なのです。
信長と秀吉が活躍した時代
このように、信長と秀吉の時代を『安土桃山時代』と呼びます。
言い換えるなら、信長と秀吉がそれぞれ権力を持っていた時代、あるいは政権のトップにいた時代ということが出来ます。
このことから、『織田』と『豊臣』の頭文字をとって『織豊時代(しょくほうじだい)』とも言われています。
個人的には、『安土桃山時代』よりも『織豊時代』の方が、しっくり来ています。
しかしながら、○○時代っていう呼称は、基本的にはその時代の政権の中心地に由来していることが多いです。(古墳時代以前と近現代を除く)
飛鳥時代、奈良時代、平安時代、鎌倉時代、室町時代、江戸時代。
これらは全て、その時代の政権の中心地に由来しています。
そういった意味では『安土桃山』も、〇〇時代の法則通りになっているのかなという感じです。
まとめ
以上、安土桃山時代の『安土』と『桃山』の意味でした。
まとめると・・・
『安土』は、織田信長の安土城に由来。
『桃山』は、豊臣秀吉の伏見城があった地名に由来。
よって、安土桃山時代は信長と秀吉が活躍した時代で、織豊時代(しょくほうじだい)とも呼ばれてる。
ということになります。
安土桃山時代と戦国時代の違いについては、下記の記事をご覧ください。
では、今回はこの辺で!
ありがとうございした。