西郷隆盛2番目の妻 愛加那!西郷どんが愛した島妻との切ない恋物語

ご来訪ありがとうございます。

拓麻呂です。

日本人なら誰もが知ってる西郷隆盛。

そんな西郷さんには、生涯3人の奥さんがいました。

その内の1人が『愛加那』と呼ばれる女性。

読み方を『あいかな』、あるいは『あいがな』と言います。

愛加那は西郷さんにとって2人目の奥さん。

西郷さんは苦しい環境の中、とてもとても愛加那を愛していたと言われています。

そんな愛加那とはどんな女性だったのか?

そして西郷さんとの仲睦まじい関係とは、どのようなものだったのか?

今回は西郷さんと愛加那の、ちょっと切ない愛のお話です。

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西郷さんが愛した女性『愛加那』

出典:Wikipediaより

愛加那と出会うまで

では、西郷さんと愛加那の出会いはどのようなものだったのでしょうか?

愛加那と出会う少し前、西郷さんは江戸で仕事に邁進していました。

しかし、安政の大獄により西郷さん自身にも危険が迫っていたため、当時親交の深かった『月照』という僧侶と一緒に薩摩に逃亡しますが、もはや逃げられないと絶望した西郷さんは、月照と共に海へ身を投げます。

ですが、間一髪のところで西郷さんは救助されました。

↓なお、西郷さんと月照の記事はコチラ↓

月照と西郷隆盛の関係をサクッと簡単解説!日本を想う決死の入水
ご来訪ありがとうございます。 拓麻呂です。 時は幕末。 薩摩の英雄 西郷さんと同じ志を持ち、新しい日本を夢見て鹿児...

救助された西郷さんですが、安政の大獄により罪人となってしまった為、流罪となり奄美大島へ島流しになります。

その大島で出会った女性。

それが『愛加那』なのです。

愛加那との出会い

島流しになった西郷さん。

本土では日本を変革するため、多くの志士たちが活躍しています。

そんな中、島流しになり自分だけ活躍の場から遠ざけられてしまった。

そんな状況から、やり場のない怒りと悲しみを抱えていた西郷さんの心を解きほぐしたのが島で暮らす子供たちでした。

『龍佐民(りゅう さみん)』という人物から子供たちへの手習いを依頼された西郷さんは、子供たちとの交流のなかで心が洗われ、島民たちとの親交も深くなっていきました。

この『龍佐民』が西郷さんと愛加那の恋を演出します。

佐民の親戚にあたる『龍佐恵志(りゅう さえし)』には年ごろの娘がいました。

(龍佐恵志は愛加那6歳の時に逝去)

その娘の名は『於戸間金(おとまがね)』

この於戸間金こそ、後の愛加那です。

佐民のはからいにより、西郷さんと愛加那は晴れて結婚となりました。

愛加那との仲睦まじい関係

結婚当時、西郷さん31歳(33歳とも)、愛加那23歳。

なかなかの年の差カップルです。

ですが、西郷さんと愛加那の仲は、とても仲睦まじいものだったと伝わっています。

自宅に来客があった時でも、西郷さんは愛加那の体を触ったりしてイチャイチャしていたらしく、お客さんはたいそう気まづかった・・・なんてエピソードも残っているほどです。

そんな西郷さんと愛加那は2人の子宝に恵まれます。

子供の名は『菊次郎』と『菊草』。

しかし、西郷さんは2人目の子供『菊草』の顔を見る事は出来ませんでした。

西郷さんの元に届いた帰藩命令・・・

政治から離れ、ほのぼのとした生活を送っていこうといした矢先・・

愛加那との別れは突然やってきたのです。

愛加那との別れ

最愛の妻と子供たち暮らす新居の建設を終え、祝宴を催している最中に帰藩命令は届きました。

しかも愛加那のお腹には、後の菊草となる子供もいる。

そんな中で届いた帰藩命令。

これが西郷さんと愛加那の今生の別れとなってしまうのです。

西郷さんは愛加那を島に残し、薩摩の地へ帰国。

なぜ西郷さんは愛する妻を残して帰らねばならなかったのか?

なぜ愛加那も一緒に連れていかなかったのか?

それは、当時の薩摩の厳しい法律が影響しています。

流刑地の島で妻になった女性のことを『島妻(あんご)』と言います。

西郷さんから見て、愛加那は当然『島妻』にあたります。

薩摩の法令では、島を離れる際、島妻とは別れねばならないと決められていました。

愛加那を『連れていかなかった』のではなく『連れていけなかった』のです。

こうして、わずか2年の夫婦生活は幕を下ろしました。

最愛の夫との突然の別れ・・・。

そして、時は流れ・・・・

雨が降る中、愛加那が畑仕事に精を出していたその時・・。

彼女は突然倒れ、そのまま帰らぬ人となりました。

享年65

西郷さんが西南戦争に散ってから約25年後のことでした。

天国で西郷さんと久しぶりに会うことが出来た愛加那は、きっと素敵な笑顔を見せたに違いありません。

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西郷さんの心の内

僕は西郷さんが愛加那と別れる時の心境を想うと、なんだか切なくなります。

ここからは僕の妄想です。

愛加那のお腹には後の菊草がおり、しかも完成したばかりの新居で祝宴を開いていた最中の帰藩命令。

きっと西郷さんは愛加那と一緒に、生涯奄美大島で生活していく事を決めていたんじゃないかなと想います。

しかし、元々は流罪に絶望し、政治の表舞台から遠ざかってしまった身の上を悲しむ日を過ごしていた西郷さん。

奄美大島で出会った最愛の妻との幸せな生活・・

一方で、日本を変えるという心の内に秘めていた西郷さんの志・・・

西郷さんは大きな葛藤の中で帰国を選択したに違いありません。

幕末という激動の時代に垣間見える、西郷さんと愛加那のちょっと切ない恋物語。

愛加那の存在は、そんな激しい時代を少しだけほんわかさせてくれる一服の清涼剤。

西郷さんと愛加那の関係に、僕はそんなイメージを持っています。

愛加那が西郷さんと別れた後の再開や、残された子供たちのその後に関してはコチラの記事をご覧ください。

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では、今回はこの辺で!

ありがとうございました。

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