天照大御神の天岩戸神話と皆既日食の関係を簡単解説!

ご来訪ありがとうございます。

拓麻呂です。

伊勢の神宮にお祀りされる、日本の最高位に位置する女神。

天照大御神

太陽を司る女神とされ、皇祖神でもある天照大御神が登場する日本神話で最も有名な『天岩戸神話』

この神話が意味するものは『皆既日食』なのでは?と言われたりします。

今回は天照大御神による天岩戸神話と皆既日食の関係に迫ってみたいと思います。

※以後、読みやすさを考慮し、天照大御神を含む神様のお名前をカタカナで表記します。

※天岩戸神話と皆既日食の関連付けは一つの説であり、事実を物語るものではありません。予めご了承ください。

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太陽の女神!天照大御神

天岩戸神話とは?

では、まず『天岩戸神話』にの概要を簡単に見ていきましょう。

アマテラスの弟であるスサノオは、高天原(たかまのはら、たかまがはら、天上世界のこと)で、やりたい放題、暴れ放題。

そんなスサノオに嫌気がさしたアマテラスは、天岩戸という洞窟に隠れ引きこもってしまいました。

太陽の女神であるアマテラスが身を隠してしまった為、天上世界も地上世界も暗闇に閉ざされてしまいました。

困り果てた神々は、アマテラスに出てきてもらう為、一計を案じます。

アマテラスが引きこもった天岩戸の前で宴を催す神々。

どんちゃん騒ぎの中、上半身をさらけ出し半裸で踊りを披露するアメノウズメ。

この時、宴の盛り上がりは最高潮に達し、宴は大盛り上がり。

天岩戸に引きこもっていたアマテラスは、騒ぎの様子が気になり入り口を塞いでいた岩を少し開け、外の様子をチラ見そてみると・・・

目の前には自分と同じ光輝く女神の姿。

岩戸の前にセッティングされた鏡に映る自分の姿を見て、アマテラスは勘違いします。

『自分と同じ神様が現れた・・・このままでは自分は用済みになってしまう・・』

焦ったアマテラスはさらに岩戸を開き、少しだけ身を乗り出します。

その時・・・

岩戸の陰に隠れていたタヂカラオがアマテラスの腕を掴み、岩戸の外に引っ張りだしました。

こうして世界に明かりが戻ったのです。

だいぶ簡略化しましたが、以上が天岩戸神話です。

なお天岩戸神話の詳細な内容はコチラをご覧ください。

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岩戸隠れと皆既日食

アマテラスは天岩戸神話が示す通り、光り輝く太陽の神様です。

アマテラスが引きこもったことにより、世界は暗闇に閉ざされます。

古代における太陽とは、生命の源であり信仰の対象として崇められていました。

特に、日本の神様は『八百万の神(やおよろずのかみ)』と呼ばれ、あらゆる物や事象、自然現象に神が宿るとされています。

余談ながら、これは西洋における『唯一絶対の神』とは真逆の宗教観です。

あまり意識していないかもしれませんが、こういった宗教観の違いは、日本人と西洋人の価値観の違いに大きく影響しています。

大自然を育む太陽の存在。

その象徴であるアマテラスが隠れてしまい闇に閉ざされる。

それが天岩戸神話が皆既日食と言われる由縁です。

岩戸隠れが意味するもの

生命の源である太陽が突然覆い隠され、闇に閉ざされる皆既日食・・・

科学技術が進歩していない古代人にとって、非常に恐ろしい現象であったことは想像にかたくありません。

それを具現化した神話が、アマテラスの岩戸隠れだったと言われています。

ちなみに西暦248年に皆既日食が起こり、太陽が完全に隠れたことがす天文学によって判明しています。

248年は、ちょうど弥生時代の終わるころです。

いわゆる卑弥呼が亡くなり、巨大古墳が誕生し始める頃の出来事です。

ここからは個人的な妄想です。

日本神話ってイメージ的には弥生時代頃の出来事を物語にしたものだと思ってます。

弥生時代は吉野ケ里遺跡に代表される環濠集落や、高地性集落など、防御に特化した集落が発生した時代です。

これはつまり、弥生時代の真っただ中は争いが絶えなかった時代だったということです。

攻めたり攻められたりがあったから、巨大な堀を作ったり、高いところに集落を作ったりしていたわけです。

やがて、弥生時代も後半になってくるとが出来てくると、大和朝廷による統一王権が出来てきます。

おそらく大和朝廷が成立してく過程を物語化したものが日本神話なんじゃないかと思ってます。

その代表的な神話が『出雲の国譲り』です。

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そう考えると、神話って248年よりも、もっと前の出来事のような印象があります。

まぁ、この辺は想像に留めておく方がいいでしょう。

『アマテラスの岩戸隠れは皆既日食を具現化したもの』

そういった想像も面白いと思います。

日本神話は何かしらの史実が含まれている可能性は大いにあり得ます。

考古学の成果を自身の想像力と照らし合わせて神話に触れるのも、ひとつの古代史ロマンです。

神話だから荒唐無稽だ!とか、逆に神話は史実そのものだ!と、どっちかに傾倒するのでは無く。その中間ぐらいで神話を楽しむのがベストかなと考えています。

では、今回はこの辺で!

ありがとうございました。


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