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拓麻呂です。
2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。
例年のようにたくさんの登場人物がいます。
その中には、あまり有名ではないけれど、ドラマ的には重要な人物も少なくありません。
この記事では、特に重要なキャラに絞って紹介していきます。
最低限、彼らをおさえておけば、ドラマを何倍も楽しむことが出来ますよ。
※重要な追加キャストが判明次第、随時追記していきます。
- 『麒麟がくる』主要キャスト
- 明智光秀(演:長谷川博己さん)
- 妻木煕子(演::木村文乃さん)
- 織田信長(演:染谷将太さん)
- 斎藤道三(演:本木雅弘さん)
- 濃姫(演:川口春奈さん)
- 斎藤義龍(演:伊藤英明さん)
- 土岐頼芸(演:尾美としのりさん)
- 深芳野(演:南果歩さん)
- 稲葉一鉄(演:村田雄浩さん)
- 駒(演:門脇麦さん)
- 菊丸 (演:岡村隆史さん)
- お牧(演:石川さゆりさん)
- 明智光安(演:西村まさ彦さん)
- 織田信秀(演:高橋克典さん)
- 土田御前(演:檀れい)
- 平手政秀(演:上杉祥三さん)
- 望月東庵(演:堺正章さん)
- 今川義元(演:片岡愛之助さん)
- 太原雪斎 (演: 伊吹吾郎さん)
- 木下藤吉郎(演:佐々木蔵之介さん)
- 足利義輝 (演:向井理さん)
- 足利義昭(演:滝藤賢一さん)
- 三淵藤英(演:谷原章介さん)
- 細川藤孝(幽斎)(演:眞島秀和さん)
- 松永久秀(演:吉田鋼太郎さん)
- 藤田伝吾(演:徳重聡さん)
- 伊呂波太夫(演:尾野真千子さん)
- 徳川家康 (演: 風間俊介さん)
- まとめ
『麒麟がくる』主要キャスト
明智光秀(演:長谷川博己さん)
本作の主人公。
本能寺の変で織田信長を自害に追い込んだことで、とても有名な人物。
一方で、三日天下の代名詞のような人(実際は11日天下)。

その知名度の割には、出生から若かりしころの動向がハッキリしていません。

信長が登場する大河には、必ずと言っていいほどセットで出てきましたが、今回は光秀が主役。
これまでとは違った光秀像が描かれるとともに、光秀目線で物語に期待したいですね。

妻木煕子(演::木村文乃さん)
明智光秀の正妻。
光秀とはオシドリ夫婦として知られ、二人の夫婦仲を物語る数々の美談が残っています。
この時代にしては珍しく、光秀は煕子だけを愛し、側室を持たなかったとも言われています。

あまり語られてこなかった人物ですが、光秀の人生を描く上では絶対に外せない人物です。
また、細川ガラシャの生母でもあります。

織田信長(演:染谷将太さん)
光秀を語る上で、絶対に外せない超有名人。
これまでは、古い権威を否定した革新的な人物とされ、光秀との対立軸が描かれてきましたが、近年はそのイメージが変わりつつあります。

天下を目前にして、本能寺に散りました。

信長の家臣団一同
光秀の絶頂期は、信長の家臣時代です。
よって、信長家臣時代の同僚たちもチェックしておきましょう。
柴田勝家、羽柴秀吉など有名人ばかりです。

斎藤道三(演:本木雅弘さん)
光秀が最初に仕えていた人物。
『美濃のマムシ』と呼ばれる梟雄。

息子と言われる義龍と不和になり、長良川の戦いで激突するも敗北。
この敗北は、光秀の運命を大きく勝て行くことになります。

濃姫(演:川口春奈さん)
斎藤道三の娘で、織田信長の正妻。
彼の娘 濃姫は信長の正室。
また、濃姫の母が、光秀の父と兄妹とされています。
つまり、光秀と濃姫は、いとこの関係になります。

斎藤義龍(演:伊藤英明さん)
斎藤道三の息子とされている人物ですが異説もあり。

父 道三と不仲になり、長良川の戦いで勝利。
道三を討ち取り、光秀の居城 明智城を攻略。
これが原因で、光秀は浪人となりました。

土岐頼芸(演:尾美としのりさん)
もともとの美濃の守護大名。
家臣であった斎藤道三に美濃を追われる。
斎藤義龍の実父という説があります。

深芳野(演:南果歩さん)
斎藤道三の側室。もとは土岐頼芸の側室。
斎藤義龍の母なのですが、父親は・・・。

稲葉一鉄(演:村田雄浩さん)
斎藤道三の家臣で、頑固一徹の語源になった人。
深芳野の弟と言われています。
駒(演:門脇麦さん)
ドラマオリジナルの人物。
戦災孤児。

菊丸 (演:岡村隆史さん)
菊丸自体は架空の人物と思われます。
しかし神出鬼没で敵か味方かわからないが常に光秀を助ける、 という設定なので、ドラマ的には重要な役割かもしれません。
個人的には、光秀の重臣で 出自がハッキリしない、 さらにキャスト未発表の明智秀満、溝尾茂朝あたりの前身ではないかと睨んでいます。

お牧(演:石川さゆりさん)
明智光秀の母親。
光秀の丹波攻めで、非業の最期を遂げます。

明智光安(演:西村まさ彦さん)
明智光秀の叔父。
明智城の戦いで自刃しました。

織田信秀(演:高橋克典さん)
織田信長の父親。
信長が飛躍する基盤を作った人。
信秀の葬儀中、信長が祭壇に向かって抹香を投げつけたという逸話が残っています。
これは、若かりし頃の信長のうつけっぷりを示すエピソードとして有名です。

土田御前(演:檀れい)
織田信長やお市の母親。

平手政秀(演:上杉祥三さん)
織田信長の傅役。
信長のうつけっぷりを諫めるために、自刃したと言われています。

望月東庵(演:堺正章さん)
ドラマオリジナルの人物。
今川義元(演:片岡愛之助さん)
『海道一の弓取り』と称された駿河の大大名。
圧倒的に有利でありがら、桶狭間の戦いで信長に敗れたため、後世の印象が最悪ですが、昨今はその印象が覆りつつあります。

太原雪斎 (演: 伊吹吾郎さん)
今川義元の側近。
今川義元、武田信玄、北条氏康により『甲相駿三国同盟』を実現させた敏腕。
彼が生きていれば、桶狭間の戦いの結果は違ったものになっていた、とさえ言われる名将です。

木下藤吉郎(演:佐々木蔵之介さん)
のちの豊臣秀吉。
乱世を終わらせた人で、織田信長や徳川家康と並ぶ超有名人。
本能寺の変後の、奇跡の大行軍『中国大返し』はあまりにも有名です。

彼の台頭により、光秀は人生を狂わされたと言えなくもない・・・。

足利義輝 (演:向井理さん)
室町幕府13代将軍、通称 剣豪将軍。
松永久秀や三好三人衆の策謀により、壮絶な最期を遂げました。

足利義昭(演:滝藤賢一さん)
室町幕府15代将軍。
光秀や信長の尽力で将軍職に復帰するも、後に不和となり信長包囲網を敷く。

本能寺の変の黒幕ではないかとも言われています。

三淵藤英(演:谷原章介さん)
足利将軍家の家臣。
細川藤孝(幽斎)の異母兄。
謎の最期を遂げる。

細川藤孝(幽斎)(演:眞島秀和さん)
光秀と親しい武将。
彼の息子『忠興』と、光秀の娘『玉』は夫婦。
この玉という女性が、後の『細川ガラシャ』です。
本能寺の変後の動向や、息子がガラシャの夫であることなどから、光秀を語る上では絶対に外せない人物です。

松永久秀(演:吉田鋼太郎さん)
極悪人と伝わる武将、茶器の収集家。
数度に渡り、信長に謀反を起こし、最後は居城 信貴山城(しぎさんじょう)で壮絶な最期を遂げました。

藤田伝吾(演:徳重聡さん)
光秀の重臣。
明智秀満、斎藤利三らと並ぶ『明智五宿老』の一人。

伊呂波太夫(演:尾野真千子さん)
ドラマオリジナルの人物。
旅芸人の座長で、京都や諸大名とコネがある女性。

徳川家康 (演: 風間俊介さん)
信長の同盟者。
家康をもてなす際に、食事で出された鯛が腐っており、接待役であった光秀が罵倒された上に任を外されため、本能寺の変のキッカケになった、という説もあります。

まとめ
以上、2020年大河ドラマ『麒麟がくる』の主要キャスト一覧でした。
重要な追加キャストが判明次第、随時追記していきます。
さらに理解を深めたい方は、コチラの相関図もご覧になってみてください。

他にも、明智光秀の性格や人物像、本能寺の変についてなどの記事を扱っています。
ここを見れば明智光秀と妻木煕子のすべてが分かる!
麒麟がくるをより楽しく観たい、あるいは麒麟がくるの予習復習にご利用ください。
【明智光秀&妻木煕子 大特集】

では、今回はこの辺で!
ありがとうございました。