古事記と日本書紀の終わり方の違いは?載っている最後の天皇は?

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拓麻呂です。

平成24年(2012年)に、編纂1300年を迎えた『古事記』

令和2年(2020年)に、編纂1300年を迎える『日本書紀』

ともに日本神話から始まり、古代日本の天皇たちの事績が書かれた歴史書であることには変わり有りません。

ですが、細かいところで様々な違いがあり、その違いの中のひとつが『結末』です。

古事記と日本書紀は、それぞれどのような終わり方をするのでしょうか?

なお、古事記と日本書紀の編纂目的の違い、始まり方の違いなどは、コチラの記事をごらんください。

古事記と日本書紀の違いを比較!初めて日本神話にオススメはどっち?
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古事記と日本書紀の終わり方の違い

古事記の場合

古事記は第33代 推古天皇(すいこてんのう)のことまでが書いてあります。

推古天皇と言えば、初の女帝として有名ですね。

また、聖徳太子の頃の天皇としても知られています。

なぜ推古天皇で終わっているのかにも明確な理由があります。

古事記の編纂が始まったのは、第40代 天武天皇の時代です。

古事記とはその名が示す通り『古い事を記した』歴史書です。

当時は、天武天皇の時代から見て、推古天皇までが昔のこと、古い事とされていたので、ここで終わっているのです。

現代でも、古代、中世、近世とか、平安時代、鎌倉時代、室町時代とかで、歴史を区分しますが、それと同じような感じで、当時は推古天皇の御代で一つの時代が区切られていたんですね。

日本書紀の場合

日本書紀は第41代 持統天皇(じとうてんのう)のことまでが書いてあります。

持統天皇も、推古天皇と同じく女帝で、第40代 天武天皇の皇后です。

日本古代史における最大の戦いとされる『壬申の乱』に勝利した人物でもあり、前述の通り古事記の編纂、そして日本書紀の編纂をを命じたのが天武天皇。

そんな偉大なお方の奥様が持統天皇です。

また、日本史上初めて火葬された天皇としても知られています。

日本の古代史において、天武天皇と持統天皇は、天皇の権力を確立させた人物とされ、歴代天皇を代表する夫婦です。

オススメはどっち?

ちなみに、古事記と日本書紀はどっとがオススメなのでしょうか?

目的や事前に持っている知識量にもよりますが、個人的にオススメなのは古事記です。

古事記は物語風になっているので、読みやすさでは格段に上回ります。

また、慣れてくれば小説を読むような感覚で楽しめます。

一方で、日本書紀は『こういう言い伝えもある』『こういう説もある』といったように、ひとつの事象に対して様々な説を紹介していて、いかにも記録といった感じです。

なので、読んでいて楽しいという感覚はあまりないかもしれません。

日本の全国各地に伝わっていた神話を、ひとつにまとめたものが古事記。

日本の全国各地に伝わっていた神話を、それぞれ伝えているのが日本書紀。

そういった意味では、いろいろな言い伝えを書き残している日本書紀の方が、多様な説を受容する懐の深さはあるのかもしれません。

その分、日本書紀の方がボリュームも膨大です。

日本書紀は30巻、古事記は上中下の3巻なので、分量的にも古事記の方が読みやすいですね。

個人的には『神話と古代日本を楽しむのが古事記』、『神話と古代日本を学ぶのが日本書紀』というすみ分けをしています。

これから日本神話に触れるという場合は、古事記がオススメですね。

まとめ

以上、古事記と日本書紀の終わり方の違いでした。

2020年は日本書紀編纂1300年。

東京オリンピックと合わせて、日本の神話にも注目していただけると嬉しいです。

古事記と日本書紀の編纂時期や編纂者の違いについては、コチラの記事をご覧ください。

古事記と日本書紀はどっちが古い?いつ編纂したの?作者は?
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では、今回はこの辺で!

ありがとうございました。


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