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拓麻呂です。
2020年の大河ドラマ、明智光秀が主人公となる『麒麟がくる』。
登場人物それぞれの関係性を把握しておくだけで、ドラマが何倍も楽しくなります。
ドラマの基本となる人物相関図を、史実に合わせて作成しましたので、麒麟がくるの予習復習に、ぜひご活用ください。(ドラマオリジナルの人物は除いています)
また、相関図で伝えきれなかった部分は、各人物の簡単な解説で付記していますので、相関図と合わせてごらんになると、より一層理解が深まるかと思います。
各人物に番号を振ってますので、解説との照らし合わせにご活用くださいてご参照ください。
キャスト一覧と、キャスト未発表ながら登場が濃厚な人物予想はコチラ。
『麒麟がくる』主要人物相関図
明智光秀周辺の人物相関図
時代の流れによって、多少の変化はありますが、おおむね下記の相関図を把握しておけば、ドラマ全体を通じて人間関係が把握できます。
各人物の解説
1.明智光秀
麒麟がくるの主人公。
最初は斎藤道三に仕えでいましたが、道三が斎藤義龍に長良川の戦いで敗北。
この後の明智城の戦いで敗れ、浪人となりました。
浪人中に、一時、越前の朝倉義景に仕えますが、この時に足利将軍家や細川藤孝(幽斎)らとのパイプができ、織田信長との接点を持つことになります。
その後は信長に仕え、各地を転戦。
本能寺の変へと突き進んでいくことになります。
2.妻木煕子
明智光秀の正妻。
戦国時代きってのオシドリ夫婦として知られています。
その夫婦仲を物語る温かいエピソードには事欠きません。
しかし、その夫婦仲を疑問視する説も存在します。
3.細川ガラシャ(明智玉子)
光秀と煕子の娘で、とても有名な女性。
光秀の盟友 細川幽斎の息子『忠興』に嫁ぐ。
本名は『玉子』『珠子』『玉』『珠』など諸説ありますが、後にキリシタンとなり『ガラシャ』の洗礼名を名乗りました。
4.明智光綱
光秀の父親。
斎藤道三の正妻となった小見の方とは、兄妹の関係だったと言われています。
5.お牧の方
光秀の母親。
光秀の丹波攻略戦で悲劇的な最期を遂げます。
6.明智光安
光秀の叔父にあたる人物。
明智城の戦いで敗北し、自刃しました。
7.土岐頼芸
美濃国(現在の岐阜県南部)の守護大名。
斎藤道三の策謀により美濃から追放されてしまいまいた。
斎藤義龍の実父とも言われています。
8.斎藤道三
美濃のマムシと呼ばれた武将。
主君の土岐頼芸を追放し、美濃一国の実権を握りました。
光秀が最初に仕ていた人物でもあります。
息子と言われる斎藤義龍と不和になり、長良川の戦いで激突し敗北しました。
9.斎藤義龍
斎藤道三と深芳野の子供と言われていますが、諸説あり。
深芳野が土岐頼芸の側室だった経緯があり、道三の側室になった段階で、頼芸の子を懐妊していたと言われています。
その子供が義龍という説があり、道三の実子ではない可能性があります。
10.深芳野
斎藤道三の側室。
もとは土岐頼芸の側室で、斎藤義龍は深芳野と頼芸の子ではないかと言う説があります。
11.小見の方
道三の正室です。
織田信長に嫁いだ濃姫の母親でもあります。
12.濃姫
道三と小見の方の娘で、織田信長の正室。
小見の方と明智光綱が兄妹だとすると、濃姫と光秀はいとこの関係になります。
信長の正妻なので知名度は抜群ですが、意外と謎が多い人物です。
13.織田信長
戦国時代のみならず、日本の歴史の中でも特に有名な人物。
明智光秀の主君。
天下統一に向けて突き進んでいる最中、あと一歩のところで本能寺の変が起こり自害しました。
明智光秀の人生を大きく狂わせた人物でもあります。
14.朝倉義景
光秀が浪人になり、信長に仕えるまでの期間に仕えていた人物。
朝倉家に身を寄せている時に、足利義昭や細川藤孝とのパイプが生まれます。
足利義昭の奉じて上洛する大チャンスを逃してしまった愚将と評されることの多い武将でもあります。
後に、浅井長政とともに信長に対抗するも敗北しました。
15.細川藤孝(幽斎)
光秀の盟友で、戦国時代を代表するインテリ武将。
光秀の娘『玉子』が、彼の息子の忠興に嫁いでいます。
この玉子が、後の細川ガラシャです。
16.細川忠興
細川藤孝の息子。
光秀の娘『玉子(細川ガラシャ)』の夫。
ガラシャを狂気的なほど愛していたと伝わっています。
17.筒井順慶
光秀のもとで、ともに戦場を駆けた人物。
光秀の力を借り、松永久秀に奪われていた領地を奪還することに成功します。
本能寺の変後に彼がとった行動は『洞ヶ峠の日和見』として有名です。
18.足利義輝
室町幕府13代将軍。
剣術を得意とし『剣豪将軍』の名でも知られています。
松永久秀や三好三人衆の策謀により、壮絶な最期を遂げます。
19.足利義昭
室町幕府15代将軍にして、最後の将軍。
光秀の尽力により、織田信長とともに悲願の上洛を果たしますが、後に不仲となります。
信長包囲網の中心人物となるなど、徹底して織田家と敵対しました。
このことから、本能寺の黒幕は義昭なのではないかという説もあります。
また、光秀は義昭擁護派だったと言われていましたが、最近はそうでもなかったことが分かってきています。
20.松永久秀
戦国時代の極悪人と言われる武将。
一時、信長に臣従するも謀反。
最初は許されていましたが、再度謀反を起こし城を包囲されました。
最期は壮絶な爆死を遂げました。
22.赤井直正
光秀の丹波攻略の前に立ち塞がった猛将。
『丹波の赤鬼』の異名で知られています。
また、青鬼 籾井教業という武将もいます。
23.波多野秀治
丹波の豪族。
光秀に臣従したフリをして、赤井直正と共謀し反旗を翻します。
明智光秀&妻木煕子 大特集
以上、明智光秀の相関図でした。
他にも、明智光秀の性格や人物像、本能寺の変についてなどの記事を扱っています。
ここを見れば明智光秀と妻木煕子のすべてが分かる!
麒麟がくるをより楽しく観たい、あるいは麒麟がくるの予習復習にご利用ください。
【明智光秀&妻木煕子 大特集】
では、今回はこの辺で!
ありがとうございました。