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~頭痛持ちの苦悩~
僕は頭痛持ちです。
しかも結構ひどい頭痛持ちです。
酷い時は週に3回くらい頭痛になります。
現代社会では頭痛に悩まされている方が多いようですが、そんな頭痛の中でも特に激しい痛みを伴うのが『閃輝暗点(せんきあんてん)』という予兆から始まる片頭痛。
この発作?が起きた時は、あまりの激痛でしばらく動けなくなります。
しかしながら、この苦悩をわかってくれる人は、あまりいないのが現状です。
今回は僕と同じように、閃輝暗点に悩むみなさんと苦悩を分かち合い、そして僕なりの対処法をご紹介致します。
~閃輝暗点とはどのような症状か~
いつもと変わらぬ日常。
普通に仕事をしたり遊んでいたり、そんな中いつも突然閃輝暗点はやってきます。
もう本当に突然なんです。
なんか目の前がギラつく感覚。
妙な光がチカチカし始め、ギザギザした光が視界に現れるのです。
この症状が出た時の絶望感は半端じゃありません。
動けなくなるほどの頭痛が確定した瞬間とでも言いましょうか・・。
ちなみに閃輝暗点が起こった時に見えるギラギラを絵にしたものがネットでも出てきますので、もし宜しければご覧になってみてください。
非常におぞましい光景ですので・・・
なお僕は今、閃輝暗点を思い出し気分が悪くなっています・・・
思い出すだけで吐き気がするほど気持ち悪くなりますが、根性で記事を続けます。
~目が見えなくなる閃輝暗点~
そして徐々にチカチカが大きくなったり激しくなったりして、視界の一部が欠けてきます。
文章で表現するのが難しいですが、もう本などは読めませんしパソコンの文字を打つもの困難になってきます。
そのくらい視界が欠けて、目が見えづらくなるのです。
この辺りから徐々に頭が重くなり始めます。
そして、閃輝暗点によるギラギラ、視界の欠けは約30分くらいで治まります。
しかし本当の地獄はここからです。
凄まじい頭痛の始まりです。
頭をハンマーで殴られ続けているような激しい痛みが、脈拍に合わせてズキン、ズキンと続くのです。
もう動けません。
おまけに必ずと言って良いほど、吐き気を伴います。
こうなると落ち着くまで寝ているしかなく、時間が解決してくれるのを待つばかりとなります。
洒落にならんです・・・。
~閃輝暗点の対処法~
本格的に頭痛が始まってしまうと、もう手の施しようがないのが現状です。
しかし、閃輝暗点が発症した直後であれば対処可能です。
目の前がギラつき始めたら、なんでも良いので頭痛薬を飲んでください。
出来れば脳神経外科で、処方してもらった薬を飲むのが最も効果的です。
僕は専門のお医者さんに薬を処方してもらい、常に持ち歩くようにしています。
それでも頭の重さと言いますか、少しの頭痛は感じますが、飲むと飲まないとでは雲泥の差です。
もし、専門医の薬が無ければ市販の頭痛薬でも飲まないよりはマシです。
ちなみに僕が常備している市販薬はバファリンプレミアムです。
個人的にはこれが一番効き目がありますね。
この辺は個人差があると思いますので、ご自分に合った市販薬を見つけてみることをお勧めします。
では、専門医の薬も市販薬も持ち合わせていない場合はどうしたら良いのか?
これは以前テレビで見て得た知識なのですが、微糖の缶コーヒーを飲むと良いそうです。
実際、僕も薬が無い時に試したのですが、多少頭痛が緩和されました。
痛いことは痛いのですが、何もしないよりはマシでした。
最後の手段として『微糖の缶コーヒー』をオススメします。
~頭痛が始まってしまったら~
身も蓋も無いことを言いますが、本格的に頭痛が始まってしまったら安静にしているしかありません。
閃輝暗点が発症したら、素早い対応が求められます。
しかしながら、頭痛で寝込んでいる時にもちょっとした対応があります。
頭の角度をいろいろ変えてみてください。
気休め程度ではありますが、若干痛みが和らぐ角度が存在します。
僕の場合は大抵、横になって頭を左45度くらいの角度にすると多少痛みが和らぎます。
しかしこれは本当に気休め程度なので、少しでも痛みが和らぐ角度を見つけたらそのまま寝てしまいましょう。
余談 ~閃輝暗点に苦しんでいた有名人~
いかがだったでしょうか?
恐怖の閃輝暗点のことが少しでも理解していただければ幸いです。
今回は歴史とあまり関係ない内容かと思いきや、最後に歴史談話があります。
作家の芥川龍之介は、閃輝暗点に悩まされていたと言われています。
『歯車』という作品の中に閃輝暗点の描写が垣間見えるそうです。
なお僕は芥川作品は読んだことがありません、ゴメンナサイ・・・。
これはネットの情報なので、今回の主題にはしませんでした。
他にも邪馬台国の卑弥呼や、不思議の国のアリスの作者ルイス・キャロルも閃輝暗点を発症していたと言われています。
恐ろしい閃輝暗点。
次はいつ襲ってくるのだろう・・・
お読みいただき、ありがとうございました。