たくさん休むほど売上が増える・・・その衝撃の事実とは?
ダイレクト出版『忙しい社長のための「休む」技術』
世の中に「どう働くか?」といった書籍は世に溢れかえっていますが、本書は「どう休むか?」にフォーカスした極めて貴重な一冊です。
いきなりですが、ちょっとイメージしてみてください。
もしこれらが現実だったとしてら、とてもワクワクしませんか?もっと仕事と人生が楽しくなると思いませんか?
毎日、朝から晩まで長時間働く必要はないのです。イライラしたり、ストレスを感じたり、体調が悪いまま、仕事をする必要はなくなるのです。
そして仕事ばかりして、「家庭や本当に大切なことに時間をさけないでいる」といった罪悪感を感じなくてすみます。
本書「忙しい社長のための休む技術」は、正しく休むことで、今のツラさやストレスから解放し、エキサイティングな人生を道へとあなたを導いてくれます。
本書を読み「正しい休み方」を、ぜひあなたも実践してみてください。
忙しい社長のための「休む」技術を読んで変わったこと
・毎日の仕事が時間に追われるばかりで仕事に集中できず、効率や生産性があがらなかったから
・特に午前中の頭の回転が良くなり、仕事に集中できるようになった
・健康的な生活になった
私が『忙しい社長のための「休む」技術』を読んで最も効果を実感しているのは、「仕事に集中できるようになった」という部分です。特に午前中の集中力が高まり、日々行っている執筆作業などのデスクワークの効率や生産性が大きく上がりました。
これまでは、在宅ワークの時などになかなか集中できず、机に向ってはいるもののダラダラと時間を浪費してしまうというケースがありました。しかし、忙しい社長のための「休む」技術を読んだことで、生活習慣が改善され仕事の効率にも良い効果が表れています。
また、生活習慣が改善されたことで、規則正しい生活が送れるようになりました。
書籍データ
・仕事で圧倒的な成果を出したい
・有意義な休日を過ごし仕事のパフォーマンスを上げたい
・午前中で一日分の仕事を終えたい
第1部 新しい働き方
・エネルギーとニーズ ・自分を知る ・変化
第2部 持続可能性/身体
・リズムに合わせる ・睡眠のリズム ・活動、そして休息 ・運動 ・栄養の誤解 ・新しい働き方
第3部 安全/情動
・情動とパフォーマンス ・悪は善より強い ・感情の乱れ ・組織のエネルギー(新しい価値基準)
第4部 自己表現/頭脳
・分散と集中 ・注意力の持続 ・左脳と右脳 ・職場環境と集中
第5部 存在意義/精神
・精神的エネルギー ・最善の行動 ・組織のエネルギー(情熱を注げる目的はあるか)
各章まとめ
忙しい社長のための「休む」技術レビュー
以下より、「忙しい社長のための「休む」技術」を読んでみて、私自身が大きな学びになった点、実際の仕事やブログ運営で大いに参考にしている点をピックアップして概要をお伝えします。
あなたにとっても、今後の活躍のきっかけになり得る内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。
ポイント① あなたの体にとってベストなリズムとは?
自動車レースで勝利するのは、最も早く、最も長く、最も休まず運転したドライバーではない。勝つのは、波に乗っているときには最高スピードで走り、途中で効率よく燃料補給をし、タイヤを交換し、機械の調整や修理をするドライバーだ。
これは、本書の一部分を抜粋したものです。本書が伝えたいことを見事に表現している比喩だと言えます。
波に乗っている時にこそ最高スピードで走る、そしてしっかり休憩し、次に最高スピードで走る時の為に鋭気をきちんと養っておく。
ということですね。
このリズムを得られれば、「午前中は集中できるな」とか「午後の方が効率が良いな」など、あなた自身のとってもベストなリズムが分かってきます。
ただ、難しいのはそのリズムの見つけ方ですよね?そもそも仕事のリズムが不規則だったりするケースも少なくありません。そういった状況でも、より良いリズムを手に入れるための施策として、本書では「身体レベルでも最適なエネルギー管理のリズム」(P69)として4つの指針を示した図表と解説が載っています。
こちらを参考にしつつ、あなた自身のリズムを見出せさえすれば、本書が説く「休む技術」の半分は手に入れたようなものですよ。
ポイント② あなたの適切な睡眠時間とは?
「睡眠時間が大切だ」というのは、あなたもご存じかもしれません。もちろん本書でも睡眠の重要性を説いており、7時間~8時間の睡眠を推奨しています。
本書は、睡眠時間の確保を大前提としているので、きちんと眠れる生活環境に身を置くことが出来れば一番良いのですが、「7時間の睡眠時間が確保できないから困っている」というケースもありますよね?
そういった場合に本書で参考になるのが「ぐっすり眠るための簡単な解決策」という項目です。いわゆる質の良い睡眠のとり方ですね。
気持ちを鎮め、気持ちよくスッと眠るための方法も書いてあるので、翌日により良いパフォーマンスを発揮するためには非常に参考になりますよ。
ポイント③ 最高のパフォーマンスが発揮できる状態とは?
あなたが最高の状態で働いているときには、どう感じているか?この心理状態を明確にすることで、最高のパフォーマンスが発揮できるようになると本書は説きます。
そんな最高の心理状態を解き明かすための4つの指針が本書には書かれているのです。
・再生ゾーン
・サバイバル・ゾーン
・燃え尽きゾーン
忙しい社長のための「休む」技術のデメリット
ここまで忙しい社長のための「休む」技術のおすすめポイントをお届けしてまいりましたが、逆に悪かった点も少なからずありました。
一つ目は本書は元々が洋書であるがゆえに、翻訳に癖があって読みにくさを感じた部分が若干ありました。
とは言え、全く内容が頭に入ってこないような酷い翻訳ですし、全体的には読みやすいので結果的には問題ないかと思います。
二つ目はボリュームの多さです。
これは良い部分でもあるのですが、ボリューミーなだけにどこから手を付けて良いのかわからないといった状態にもなりかねません。そういった事態を考慮してかはわかりませんが、各章の最後に要点をまとめたページが用意されています。
なので、先にまとめページに目を通し、気になる内容があったら本文を読んでみるという方法がオススメです。
休む技術を手に入れて最高のパフォーマンスを!
以上、忙しい社長のための「休む」技術のレビューでした。
睡眠時間や趣味の時間を削ってガンガン働いた方が仕事の進みが良いのではないか?・・・人は誰しもそう思ってしまうものです。
・有意義な休日を過ごし仕事のパフォーマンスを上げたい
・午前中で一日分の仕事を終えたい
ぜひ、本書を手に取り最高のパフォーマンスで仕事に打ち込んで頂ければ私も嬉しいです。