世界遺産は必要か不要か?今の世界遺産は意味ない、必要ない理由とは

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日本のこと

ご来訪ありがとうございます。

拓麻呂です。

 

大坂の百舌鳥古墳群と古市古墳群が世界遺産への登録勧告を受けました。

そこで、今回は僕が思う世界遺産についの個人的見解をお伝えしようと思います。

 

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世界遺産の必要性

政治的プロパガンダに利用される世界の記憶

文化遺産にしろ自然遺産にしろ登録されることで価値あるものを後世に残し伝えていくことはとても素晴らしいことだと思っています。

そういった意味では世界遺産登録にはとても意味があると思っています。

 

しかし、僕は昨今の世界遺産・・というか、ユネスコという組織の在り方に疑問を持っています。

ユネスコとは世界遺産を登録、管轄するような機関だと思って頂ければOKです。

 

ユネスコは世界遺産の他にも『世界の記憶』(記憶遺産)の登録にも携わっています。

有名な記憶遺産は『アンネの日記』『御堂関白記』などがあります。

大事な部分なので、まずはコチラについて触れてみたいと思います。

 

この記憶遺産の中には、いわゆる『南京大虐殺の記録』が登録されています。

先の支那事変(いわゆる日中戦争)で起こったとされる日本軍が中国人30万人を殺傷、暴行したという悪名名高い『南京事件』です。

 

しかし、この南京大虐殺には矛盾点が多く、史実ではないとして歴史学で証明されています。

 

なぜ、このような歴史の捏造が行われたか?や、南京大虐殺の矛盾点などは話が逸れるので詳細は触れませんが、簡単に言えば、日本を悪者にする為のプロパガンダです。

 

このような歴史の捏造を記憶遺産に登録してしまうユネスコ。

これは、世界遺産や記憶遺産が政治的プロパガンダに利用されるものであることを意味しています。

少し前に、軍艦島や明治維新の産業遺産に某国が反対してきた事例もあります。

また、いわゆる慰安婦問題に関しても登録に躍起になっている国があります。

(却下されましたが。)

 

どちらの歴史認識が正しいかは置いておくとして、複数の国が関わる歴史観の溝は、簡単に埋まるものではありません。

そんな中で、世界の記憶(記憶遺産)が政治的に利用されている事実があります。

 

一方で、世界遺産になどならなくても伊勢の神宮や出雲大社は日本人に愛されています。

枕草子や徒然草だって貴重な歴史的記憶として価値が認められています。

 

このような本来の目的から逸脱した政治的プロパガンダに利用される世界遺産、記憶遺産に、存在価値はあるのだろうかと疑問を感じています。

 

百舌鳥古墳群と古市古墳群

そして、新たに登録される大阪の古墳群。

この古墳群の歴史的価値には全く異論はありません。

 

ですが、百舌鳥古墳群、古市古墳群ともに現在は住宅街のど真ん中にあります。

現在の京都の神社仏閣や富士山を鑑みると、今後の対応次第では世界各国から観光客が押し寄せる可能性もあります。

 

もし仮に、自分の家の近所の神社なんかが世界遺産になり観光客でごった返してしまったら・・。

とてもじゃないですが、生活なんて出来ません。

 

日本が誇る価値あるものを世界に発信するのは大事ですが、必ずしも観光誘致に利用すればいいというものではないと思っています。

もちろん観光による経済的な恩恵は大きいです。

観光誘致するメリットはあります。

 

ですが、世界遺産への推薦=観光誘致を狙っているのならそれは遺産の保護ではないと思っています。

 

ましてや、今回の古墳群は現在も続いている日本の皇室のご先祖の墓です。

すでに王朝が滅びているピラミッドや秦の始皇帝陵とは話が違います。

 

今後の大阪府の対応は、非常に重要だと思っています。

 

世界遺産は人類が共有すべき普遍的価値?

ちなみに、現在世界遺産が多い国はどこだかご存知でしょうか?

 

イタリアやフランスを始めベスト20のうち14カ国が西洋諸国、あるいは、現在の人口比で白人が大多数を占める国です。(ちなみに日本は12位)

 

そしてユネスコの本部はフランスのパリにあります。

 

世界遺産の登録基準とは『人類にとって普遍的価値を有するもの』です。

しかし、現実は・・・もう説明は不要かと思います。

 

これは本当に『人類が共有すべき』普遍的価値なのでしょうか?

全ての世界遺産が・・とは言えませんが、少なからず、一部の人種の価値観が色濃く反映されているのではないでしょうか。

そんな、一部の人種の価値観を人類が共有すべきなのでしょうか。

 

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まとめ

以上、昨今の世界遺産に対する個人的見解でした。

 

要約すると、現在の世界遺産や記憶遺産は、政治的プロパガンダのための、そして、単なる観光誘致のための肩書でしかないという印象です。

個人的にはそんなことになるくらいなら、世界遺産など無い方が良いと思っています。

 

また、最近は世界遺産が増えすぎて、価値を感じにくくなったという気もします。

 

最初の方でもお伝えしましたが、世界遺産に登録されることで価値あるものを後世に残し伝えていくことはとても素晴らしいことだと思っています。

そういった意味では世界遺産登録にはとても意味があると思っています。

 

ですが、そういった本来の目的を忘れている側面があるように感じます。

世界遺産の本来の意味を、もういちど思い出してみる必要があるのではないかと思っています。

 

世界遺産になる百舌鳥古墳群と古市古墳群には、世界一大きなお墓が含まれているのはご存知ですか?

世界最大?!世界一大きい墓は日本の古墳だって知っていますか?
...

 

では、今回はこの辺で!

ありがとうございました。