源氏物語の作者 紫式部の1000年間の印税を調査!驚きの収益が判明

平安時代の女性たち

紫式部の源氏物語。

今からおよそ1000年前に書かれ、今なお読み継がれている超ロングセラー小説です。

その知名度も抜群で、内容は知らなくても『源氏物語』という題名だけは、ほとんどの日本人が知っているのではないでしょうか。

 

そんな源氏物語ですが、もし仮に紫式部への印税が1000年間もの間、支払われ続けていたとしたら、彼女の収入はどのくらいになっていたのでしょうか?

 

この記事では、『もし紫式部が著作権を持ち続けていたら』と仮定し、現在の出版されている源氏物語の印税が紫式部の収入になっていたら、一体いくら稼いげているのかを検証してみたいと思います。

 

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源氏物語の発行部数の仮定

源氏物語の作者 紫式部

まず大前提として、1000年前に印税制度やベストセラーがあったわけではないので、あくまで令和現在での相場で考えていきます。

 

参考になる指標として、源氏物語を漫画化した『あさきゆめみし』が1979年末に連載が始まり、2019年時点で累計発行部数1700万部に達しているそうです。(連載終了は1993年)

これを単純に考えれば、40年で1700万部なので、1年で42万5千部になります。

 

また、源氏物語は『あさきゆめみし』以外にも、新しい翻訳本が定期的に出版されており、Wikipediaに以下の情報がありました。

瀬戸内寂聴訳(全10巻 講談社)220万部
与謝野晶子訳(全3巻 角川文庫)172万部
谷崎潤一郎訳(全5巻 中公文庫)83万部
円地文子訳(全5巻 新潮文庫)103万部
田辺聖子訳(全5巻 新潮文庫)250万部
橋本治訳(全5巻 中公文庫)42万部

 

上記データを出版年から逆算し、1年間の発行部数を合算してみたところ、だいたい『年間25万~30万部』となりました。

さらに源氏物語は上記以外にもたくさんの翻訳本が出ていますので、それらも加味すると発行部数はもっと増えると思われます。

 

なので、

  • あさきゆめみし→→年間42.5万部
  • Wikipediaのデータ→→年間25~30万部

を合算し、さらにその他の源氏物語の一般書籍を加味し、今回は『年間80万部』と仮定しておきましょう。

 

なので、『1年で80万部×1000年』(800,000×1000)なので、源氏物語の1000年間の発行部数は『800,000,000(8億部)』と仮定します。

 

印税の相場と源氏物語の販売価格

源氏物語の一場面を描いたもの

次に、現在の印税の相場を確認しておきましょう。

必ずしも一律ではないのですが、一般的には販売価格の5%~10%となっているようです。

源氏物語は、今や世界でも読まれる有名作品ですので、ここでは『印税は販売価格の10%』としましょう。

 

では、現在の源氏物語の価格なのですが、結構バラつきがあり一概には言えないものの、おおよそ

  • ハードカバー単行本1冊の相場が1500円~2,000円くらい
  • 文庫本1冊の相場が600円~900円くらい

なので、間をとってキリ良く『1冊1,000円』と仮定しましょう。

 

ということで、『1,000円の10%が印税』となるので、紫式部は『源氏物語が1冊売れると100円の印税を得ることになります。

 

紫式部の1000年の収入発表

源氏物語の一場面を描いたもの

では、紫式部の1000年の印税をまとめてみます。

  • 1年間で80万部発行
  • 1冊の単価は1,000円
  • 1冊売れると印税100円

 

1年間で80万部なので、この数字を千年間で換算すると、

800,000×1,000=800,000,000

源氏物語の千年間での発行部数は『8億部』になります。

 

8億部が1,000円で売れると、

800,000,000×1,000=800,000,000,000

源氏物語の千年間での売り上げ『8千億円』になります。

 

8千億円から10%が印税(1冊100円)として紫式部の手元に入りますので、

800,000,000,000×10%=80,000,000,000

 

つまり、紫式部が源氏物語で獲得した印税は、

8百億円となります。

 

ついでに、8百億円を年収換算(1000年)すると

80,000,000,000÷1000=80,000,000

なので、紫式部の年収は8千万円になりますね。

 

源氏物語1000年の印税まとめ

ということで、源氏物語の印税は8百億円。紫式部の年収は8千万円となりました。

 

実際は、ここから税金を引かれるのでもっと下がるとは思いますが、1つの小説で年収が数千万というのはやはり凄いなと感じます。一方で、1000年間の割には思ったより少ない気もしました。

 

ひとまず今回は年間の部数を80万部としましたが、一般書籍の場合は、数千部以上ならヒット作、大ヒットは2万部以上、おおよそ10万部以上でベストセラーになるそうです。

この数字と比べると、源氏物語の発行部数の凄さがわかりますね。

 

ということで、まとめです。

源氏物語1000年の印税
【源氏物語の1000年間の発行部数】
800,000,000部(8億部)
 

【源氏物語の1000年間の売上】
800,000,000,000円(8千億円)【紫式部の1000年間の印税】
80,000,000,000円(8百億円)

【紫式部の年収】
80,000,000円(8千万円)

となるのでした。

以上、源氏物語の印税調査でした。

 

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