初心者向け平安時代のおすすめ本!源氏物語や枕草子が10倍楽しめる

オススメの歴史本

源氏物語、枕草子、和泉式部日記、栄花物語、蜻蛉日記、更級日記・・・。

今からおよそ千年前の平安時代中期には、女性たちの手によって幾多の文学作品が生まれました。

 

そんな平安時代中期の貴族社会、とりわけ宮仕えしていた女性たちにスポットをあてて、初心者向けのおすすめ本をご紹介します。

ネットの情報の寄せ集めではなく、読書好きの筆者が実際に読んでみたリアルなおすすめポイントをお伝えしていますので、ぜひ参考になさってください。

 

平安時代の女性たちの日常や仕事風景を知り、より一層平安の王朝文学を楽しむ一助となれば幸いです。

 

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平安女子の楽しい!生活

これぞ入門用!とにかくわかりやすい!大人にも子供にもおすすめ
【書籍データ】
書名:平安女子の楽しい!生活
形態:新書
項数:220ページ

平安時代の知識がゼロの方にこそ、オススメしたい一冊。入門用書籍で失敗したくない方はとにかく本書を手に取ってみてください。

そのくらいおすすめの入門書です。

 

小中学生くらいに向けて書かれているそうなので、歴史特有の難しい表現がなく、すんなりと頭に入ってきます。かと言って、中身が薄いかと言うとそうでもなく、かなり本格的な内容なのでご安心を。

 

内容としては、

・平安女子たちのファッション
・平安女子たちの美人の条件
・平安女子たちの恋愛事情
・平安女子たちのメール術
・平安女子たちのお仕事
・平安女子たちの夢

などなど、内容は多岐に渡っています。

 

現代の感覚とは全然違うところもあれば、千年前の女性たちも現代と変わらない感覚で生きていたんだなと感じるところもあります。清少納言や紫式部など、当時の女性たちが身近に感じられる一冊です。

 

著者は、平安時代や王朝文学に関するご著書を多数執筆していらっしゃる川村裕子先生。この時代の入門書を読むのなら、川村先生の著書を読んでおけば間違いありません。

 

あっという間に読めてしまって、気が付いたら平安時代の基礎知識を理解していた・・・まさに、そんな一冊です。

あと、表紙のイラストにちょっとしたネタが仕込んであります。是非、見つけてみてくださいね。

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平安男子の元気な!生活

ちなみに、本書には男性貴族バージョンもあります。こちらも入門用として最適で「平安女子」と同じ感覚で読めますよ。

筆者的には「平安女子」と合わせて読むのがおすすめです。

 

平安貴族 嫉妬と寵愛の作法

ビジュアル的にも楽しめる入門書が読みたい
【書籍データ】
書名:平安貴族 嫉妬と寵愛の作法
形態:単行本
項数:192ページ

本書も入門用としては間違いのない1冊と言えるでしょう。本書最大の特徴は「視覚的にも楽しめる」という部分です。

イラストが豊富なので、活字を読んでいるだけだと眠くなってしまう人には特におすすめできます。

 

平安時代の貴族全般の様子を取り上げているので、貴族社会の中で宮中の女性たちがどのように振る舞っていたのかがわかります。

 

「読み物として楽しむ」のであれば、先にご紹介した「平安女子の楽しい!生活」がおすすめですが、「視覚的に楽しむ」のであれば本書を手に取ると良いかなと感じます。

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平安時代大全

硬派な入門書が読みたい
【書籍データ】
書名:平安時代大全
形態:新書
項数:310ページ

本書はタイトルの通り、平安時代の基礎的な知識を詰め込んだような内容になっています。

ただ、先に紹介した「平安女子の楽しい!生活」や「平安貴族 嫉妬と寵愛の作法」に比べると文章が硬いので、どちらかというと硬派な入門書を求めている方におすすめと言えるでしょう。

 

ただ、本当に簡単な入門書を求めている場合は、文章の雰囲気的にも若干難しく感じるかもしれません。個人的には、入門の二冊目として手に取る方が良いのかなと感じています。

 

平安時代について広く浅く書かれているので、他の入門書を一冊読んでみて、さらに興味が湧いたら本書を手に取る、という活用方法もありですね。

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王朝文学入門

源氏物語や枕草子などの王朝文学の入門用を求めている
【書籍データ】
書名:王朝文学入門
形態:単行本
項数:238ページ

書名の通り、平安時代の王朝文学の特徴を、初心者向けにわかりやすく解説している入門書です。

取り上げている文学作品は、

  • 竹取物語
  • うつほ物語
  • 落窪物語
  • 伊勢物語
  • 大和物語
  • 源氏物語
  • 枕草子
  • 土佐日記
  • 蜻蛉日記
  • 和泉式部日記
  • 紫式部日記
  • 更級日記

と多岐に渡っており、必ずしも女性の作品だけではないのですが、有名どころは余すことなく網羅されています。

 

それぞれの作品の特徴とは?実際どんなことが書かれているのか?などなど、有名な文学作品に興味がある方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。

牛車で行こう!

ニッチな角度から平安時代に触れてみたい方
【書籍データ】
書名:牛車で行こう!平安貴族と乗り物文化
形態:単行本
項数:164ページ

平安貴族が移動の際に乗車していた「牛車(ぎっしゃ)」。現代で例えるならタクシーみたいなものでしょうか。そんな牛車は、清少納言や紫式部も実際に乗車しており、当時の王朝文学にもその情景がたくさん登場します。

 

枕草子や蜻蛉日記、更級日記などで牛車が登場するシーンを引用し、平安貴族の日常を垣間見ることができるとともに、牛車の種類なども詳しく紹介されています。

 

どちらかと言うと、平安時代を知るための副読本や、王朝文学をより楽しむための副読本、といった位置づけで楽しめる一冊です。この時代に興味のある方は、とても楽しみながら読めますよ。

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平安朝の生活と文学

どうせ読むなら最初からがっつり学びたい方
【書籍データ】
書名:平安朝の生活と文学
形態:文庫本
項数:329ページ

この時代をより深く知っていくためには、遅かれ早かれ持っておくことをオススメしたい良書。

著者は池田亀鑑という学者さんで、すでに亡くなられましたが、この時代の研究者を代表するお方。第一人者と言ってもいいくらいです。

 

そんな池田亀鑑先生が、平安時代の女性たちの生活や文化、仕事や美容、食事に病気まで、とにかく全部詰め込みました!という内容になっています。

一応、初心者でも読めると思いますが、ここまでご紹介してきた書籍にに比べると、ややお堅い印象は否めません。

 

ですが、当時の女性たちの生活や文化を、深めに知りたいのであれば、ぜひ一読をお勧めします。

当ブログの記事にも、参考として大いに活用させていただいております。

 

個人的には、『平安女子の楽しい!生活』などを一読した上で、さらに楽しむために合わせて所有したい一冊かなと思います。

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平安時代おすすめ本まとめ

以上、初心者向け!平安時代の超おすすめ本でした。

 

平安時代の中期は、日本の歴史上、女性たちが最も輝いた時代と言っても過言ではありません。

彼女たちの素顔を知ることで、源氏物語や枕草子など、当時の女流文学作品をより楽しく読むことができますよ。