枕草子の作者『清少納言』。
清少納言と言えば、やっぱり枕草子の作者というイメージが最も強いですよね。
その枕草子に書かれている一部の内容から、清少納言は『気が強くて自慢話をする女性』という印象が浸透しているように思います。また、枕草子と言えば冒頭の『春はあけぼの』のが、あまりにも有名ですよね。
あなたのお目当ての記事を、ぜひご覧になってみてください。
清少納言と枕草子
清少納言と枕草子の情報を家系図や年表を交えつつ、わかりやすくまとめてみました。ここを読んでおけば、清少納言のことはほぼわかる内容になっています。清少納言のことから枕草子の簡単な情報まで、じっくり知りたい方はコチラの記事をご覧になってみてください。
清少納言の簡単プロフィール
ごく簡単に清少納言のプロフィールをまとめた記事になります。時間が無い時や、サクッと読み終えられるものが良い場合はコチラをお読みください。
清少納言の豆知識
清少納言と枕草子に関するトリビアをまとめました。意外と知られていないことなどもあるので、ついでに知っておくと、ちょっと得した気分になりつつ、より理解も深まる内容となっています。興味のある方は、ぜひコチラをご覧になってみてください。
清少納言の和歌7選
清少納言が詠んだ和歌の中から、個人的に好みのものをいくつかピックアップして7つご紹介します。和歌は詠み手の人柄も出やすいので、清少納言の人となりを理解するのに一役買ってくれるでしょう。
清少納言の晩年
枕草子に登場する清少納言は、だいたい30歳前後から30代半ばくらいです。なので清少納言の後半生は案外知られていません。そこで、この記事では清少納言の晩年に着目し、赤染衛門や和泉式部など、同時代の人物からの証言をもとにしつつ、現在に伝わっている意外なエピソードをご紹介します。
清少納言の顔を3復元
枕草子には、「清少納言の容姿に言及しているのではないか?」と言われている記述があります。その記述を元に、現代の技術を駆使して清少納言の顔の復元を試みました。清少納言は一体どんな顔をしていたのか?あなた好みの顔だったのか?ぜひ、あなた自身の目で確かめてみてください。
清少納言の意外な髪型
清少納言が髪を美しく見せるために装着していた「かもじ」と言われる付け毛があります。そんな清少納言の意外な髪質や「かもじ」を装着していたとわかる枕草子の記述を見て行きましょう。
清少納言の身内たち
ここでは、清少納言の身内にあたる人物をご紹介していきます。
①清少納言の父 清原元輔
清少納言の父は「清原元輔」という人物で、清少納言の人格形成に大きく影響を与えたとされています。そんな清原元輔は和歌の達人である一方、かなり ひょうきん な人物でもあったようです。そんな清原元輔の人物像やエピソードをご紹介します。
②清少納言の夫 橘則光
清少納言の初婚のお相手「橘則光」。約10年の結婚生活の後、別々の道を歩むことを決意した2人でしたが、離婚後も仲は良かったようです。しかし、ある事件がきっかけで2人は完全に決別してしまうのでした。清少納言と橘則光の中を引き裂いたもの、それは・・・あなたも必ず食べたことのある、あの食材だったのです。
③清少納言の子供 橘則長&小馬命婦
清少納言には2人の子供がいたとされています。一人は長男「橘則長」、一人は長女「小馬命婦」。そんな兄妹はどのような人物だったのか?実は枕草子とも関りの深かった2人のエピソードをご紹介します。
中関白家
「中関白家」とは、藤原道隆の一族を指す呼称で、枕草子の中にも度々登場しています。この一族の中でも、とくに「藤原定子」は清少納言が仕えていた人物であり、極めて重要な存在です。そんな中関白家の主要人物をまとめましたので、ぜひご覧になってみてください。
①中宮定子
清少納言が仕えた女性であり、枕草子や清少納言を語る上では絶対に避けては通れない人物「定子」。そんな定子の家系図や年表を、わかりやすくまとめました。
また、主従関係にあたる定子と清少納言の仲はどうだったのかも記事にしました。主従関係の枠を超えた定子の清少納言の真の関係性をご紹介します。
②藤原道隆
中関白家の中心人物「藤原道隆」。中関白家の栄華と没落に大きく関わった藤原道隆の人物像やエピソードを記事にしました。枕草子での登場シーンや、急逝してしまった理由などまとめましたので、ぜひご覧になってみてください。
③藤原伊周
定子の兄にあたる「藤原伊周」。枕草子に登場するイケメン貴公子の姿、一方で大鏡という書物で描かれる情けない姿。それら2つの姿をご紹介しつつ、藤原伊周の人物像に迫ってみたいと思います。
④藤原隆家
藤原伊周の弟「藤原隆家」。あまり知られていない人物ですが、実は外敵から日本を救った大英雄だったのです。日本を救った藤原隆家の活躍とは?「刀伊の入寇」を退けた藤原隆家の大活躍をご紹介します。
⑤原子(淑景舎)
定子の妹「原子」。「淑景舎」や「中の姫君」とも呼ばれた彼女は、枕草子でどのように描かれているのか?また、原子を襲った突然の悲劇とは?藤原原子のご紹介です。
清少納言の同僚たち
清少納言は藤原定子に仕えていた女房です。枕草子には、清少納言と同じく定子に仕えていた女房が何名か登場します。ここでは、定子に仕えた清少納言の同僚たちをご紹介します。
①中納言の君
定子に仕える古参女房「中納言の君」。とあることが原因で、女房仲間から笑いの種にさらたかと思えば、古参らしいしっかりとした一面を見せたりと、なかなか愛嬌のある女性だったようです。そんな中納言の君をご紹介します。
②小兵衛
定子に仕えた女房の一人「小兵衛」。年若い女房だったらしく、男性に対して奥手で初々しい一面を見せたかと思えば、浮浪者のモノマネする場面があったりと、非常に楽しい女性だったようです。そんな小兵衛をご紹介します。
清少納言と藤原道長
清少納言と同時代の人物に、摂関政治で有名な「藤原道長」がいます。藤原道長は、中関白家の中心人物 藤原道隆の弟にあたる人物。そんな藤原道長と清少納言には接点があったのでしょうか?そして、清少納言の意外な藤原道長評とは?清少納言と藤原道長の関係についてまとめてみました。
枕草子まとめ
清少納言が書いた枕草子。
・現代でも通用する枕草子のあるある章段
・枕草子に登場する個性的な人物たち
・枕草子の成立時期や執筆理由、内容紹介
などなど、枕草子に関する情報はコチラの記事にまとめてあります。さらに理解を深まりますので、ぜひご覧になってみてください。
枕草子のおすすめ書籍はコチラの記事で詳しく紹介しています。あなたにピッタリの枕草子が見つかりますので、是非ご覧になってみてください。
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