約265年にも及ぶ江戸時代の初代将軍として、日本の歴史の中でも屈指の知名度を誇る「徳川家康」。
ゆえに徳川家康は興味を持たれやい人物ですから、どのような活躍をしたのか知りたいと思う方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、
といった観点から、初心者でも読める書籍から漫画・小説まで「徳川家康をより楽しく学べる書籍」をご紹介します。あなたにお望みに合った本が見つかりますので、ぜに参考にしてみてください。
おすすめ① 徳川家康を漫画で楽しく学びたい人向け その1
「活字の本を読んでいると眠くなる・・・」という方には、やはり漫画がオススメです。漫画なので視覚的にも楽しめますし、登場人物も見た目で区別がつくので、人物名を覚えるのに苦労する歴史物のストレスを軽減できるのも大きなメリットですね。
本書は漫画だけでなく、年表や出来事の解説などを掲載しているページもあるため、しっかりと学びを得ることもできます。
また、個人的な主観にはなりますが、本書は絵のタッチが好みなので最初に紹介させて頂きました。子供から大人まで、幅広くオススメできる徳川家康の書籍です。
おすすめ② 徳川家康を漫画で楽しく学びたい人向け その②
漫画の場合、絵の好みが別れやすいの、もう一冊マンガ作品をご紹介させていただきます。
こちらも漫画なので、活字の本だと眠くなる方にはもちろんオススメです。
また、本書は「角川まんが学習シリーズ」という、日本史から世界史まで様々な伝記シリーズを出版しているシリーズなので、中身も安定した内容になっています。
またまた個人的な主観ではありますが、こちらの絵のタッチもカッコいいです。
おすすめ③ イラスト付きでライトに徳川家康を知りたい人向け
小難しいイメージが強い歴史物ですが、本書は豊富なイラストが挿し込まれているので内容がとても理解しやすいです。
単に徳川家康の事績を追いかけるだけでなく、徳川家康はどんな甲冑を付けていたのか?とか江戸時代の基本的な情報などもイラスト付きできちんと解説してあるので、より理解が深まります。
徳川家康を手軽に知りたいけれど、マンガには抵抗がある方には特におすすめです。
おすすめ④ 小説でがっつり徳川家康の人生を味わいたい人向け
単なる歴史解説は小難しくて苦手だけれど、物語なら楽しんで読めると言う方も多いのではないでしょうか。そういった方には、やはり小説がオススメですね。
本書は「山岡荘八歴史文庫」という歴史上の人物扱ったシリーズで、1987年に発売されて以降、今も発刊されている超ロングセラーで、徳川家康の小説としては最も有名なのではないかと感じます。
長年読まれ続けているだけあって、その内容にも安定感があるのもポイントのひとつでしょう。
また、本書の特徴は、文庫本にして約26巻もの膨大なボリュームが挙げられます。腰を据えてガッツリした読み応えを味わいたい方には、ぜひおすすめしたい作品ですね。
なお、歴史物の小説は物語を盛り上げるために内容が脚色されている場合もあるので、史実を学ぶというよりも物語を楽しむというスタンスで読むことをオススメします。
全巻セット
おすすめ⑤ 小説で徳川家康の活躍を楽しみたい人向け
先にご紹介した徳川家康(山岡荘八歴史文庫)はボリュームが凄まじいので、なかなか取っ付きづらいのもまた事実。そこで、もう一冊徳川家康関連の小説をご紹介します。
こちらの「徳川家康、江戸を建てる」は、一冊で物語が完結する作品ですのでご安心ください。
本書は徳川家康の「建築」に焦点があてられた作品となっており、良い意味で歴史っぽさを感じさせないため、他の作品に比べ取っ付きやすいのも特徴の一つでしょう。他とはちょっと違った作品をお求めの方はぜひ本書を手にとってみてください。
なお、本書はテレビドラマの原作としても使われたことがあります。
おすすめ⑥ 専門的な書籍で徳川家康の活躍をしっかり学びたい方
発売されたタイミング的に、2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」に便乗した書籍かと思われますが、その内容は本格的なので専門的な伝記でしっかり学びたい方にオススメできるのが本書です。
本書は徳川家康の生涯を網羅したものではなく、徳川家康が関係する10の出来事だけにスポットを当てています。ですが、全て徳川家康が大きく関った出来事なので、結果的に徳川家康の大きな活躍をおおよそ網羅しているので問題ありません。
10の出来事を通じ、徳川家康がどのような人物であったかも解説してありますので、専門的な伝記ではあるけれども入門用としてもおすすめできる良書と言えるでしょう。
おすすめ⑦ 伝記で硬派に徳川家康を学びたい人向け
本書は、たくさんの人物の伝記を発売している「人物叢書」というシリーズ。
本格的な伝記なので初心者向けかと言われると微妙なのですが、どうせなら最初から本格的なものを読みたいという方にはオススメしたいです。
個人的には、何冊か徳川家康の関連書籍に触れた方が読むのが良いかと感じます。決して小さなお子さん向けではありません。
なお、徳川家康に限らず、人物叢書シリーズは私も何冊か持っており、当ブログの記事を書く際にも大いに参考にしています。
ただ、本書が伝える徳川家康像は少し古いような印象も受けたのですが、徳川家康の生涯を時系列で淡々を伝えているスタイルなので、伝記としては間違いのない書籍だと言えるでしょう。
徳川家康おすすめ本7選まとめ
以上、徳川家康関連のおすすめ書籍7選をお届けしました。
徳川家康は日本史の中でも特に知名度のある人物で、その活躍に興味を持つ方も多いです。ぜひより多くの方に徳川家康の活躍を知っていただき、歴史を学ぶワクワクを感じて頂ければと思います。
今回紹介した書籍を手に取って頂ければ、筆者としてはこれに勝る喜びはありません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。