ご来訪ありがとうございます。
拓麻呂です。
2020年にNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。
主人公は明智光秀。
2020年は、明智光秀に興味を持たれる方も多いのではないでしょうか?
そこで、僕が普段記事を書く時に参考に使っている光秀関連のオススメ書籍を、ご紹介したいと思います。
5つのレベルに分け、あなたに合った一冊が見つかるようにしてみました。
ぜひ、参考にしてみてください!
あなたにピッタリの明智光秀オススメ本
レベル1:光秀のことは全然知らない
明智光秀に関しては、名前くらしか分かりません。
そんな方は、やっぱり親しみやすい漫画から入るのがオススメです。
さらに、ページ数が144ページと少な目なのも、初心者向きです。
一般的な週刊誌のコミックスは、だいたい200ページちょいなので、それより少ないです。
本書は『日本の伝記SENGOKU』というシリーズで、小学生向けに書かれているので、小難しい歴史とは無縁です。
逆に言えば、あくまで初心者向けの内容。
とにかくライトにサクッと光秀を知りたい方には、最適な一冊です。
光秀の漫画は他にもいくつかあるのですが、個人的には絵が好みです。
レベル2:光秀って本能寺変を起こした人でしょ!
明智光秀は、本能寺の変で織田信長を倒した人。それは知っている。
という方にオススメしたい一冊。
全カラーページで、豊富な写真とともに、光秀の生涯を把握することができます。
ページ数も157ページと手ごろです。
ただ、全カラーページなので、ページ数の割にはちょっとだけ値が張りますね。
光秀の事績だけでなく、彼の性格などの内面的な部分、あるいは家族や盟友などにも触れており、光秀とその周辺の最低限の知識は、本書一冊持っていれば十分なレベルです。
レベル3:光秀の事績はだいたい把握している
本能寺の変以外にも、光秀がどんなことをした人なのかが、なんとなくでも把握できている人向け。
いわゆる通説とは異なった見解を示している部分も多く、光秀の基礎知識があった方が、格段に楽しめます。
とくに印象的だったのが・・・
光秀の有名なセリフ『敵は本能寺にあり!!』。
この言葉を本当に言ったのか?
言ったとしたら、どのタイミングだったのか?
こういったことを考察しているのは、非常に珍しく、楽しく読ませて頂きました。
これまでの読者経験からすると、本書の内容で1,000円というのは、かなりお得だと思います。
レベル4:本能寺の変をより深く知り、自分の見解を持ちたい
ここまでくると、結構本格的な歴史の書籍になってきます。
明智光秀がどういった人物だったのか。
そして、光秀が本能寺の変を起こした動機には、どような説があるのか。
この辺りのことをご存じの方に、この本はオススメです。
本書は、光秀が信長に仕えて以降の事績のみしか書かれていません。
とはいえ、光秀の絶頂期と言えば、信長の家臣時代ですし、本能寺の変を語る上では、信長との関係性を考えることはとても重要です。
本能寺の変の動機は、なんだったのか?
もちろん、本書には本書の結論があります。
しかしながら、自身の本能寺の変論を組み立てる上でも、非常に参考になります。
こういった書籍に多く触れていくことで、様々な歴史的事象に対し、自身の考えを持てるようになっていきます。
そして、それが歴史を楽しむ醍醐味ですね!
あと、新書なので持ち運びに便利です。
レベル5:将来の夢は明智光秀マニアだ
歴史ファンにはおなじみかもしれません。
『人物叢書シリーズ』
相当数の人物が取り上げられてきた伝記シリーズです。
このシリーズには、僕もお世話になっています。
いろんな人物で、よく記事の参考にしています。
ただ、どちらかというと『歴史学』的な色合いが強く、史料からの引用も現代語に訳されていなかったりなので、娯楽性はほとんどありません。
初心者が手を出すと、99.99%挫折すると思います。
ちょっとしたマニア向けです。
ただ、光秀の情報量は随一なので、明智光秀ファンの第一人者を自負したい方には、必読の書と言えるでしょう。
まとめ
以上、明智光秀のオススメ本でした。
より明智光秀を知り、ドラマも歴史も楽しんでいただければと想います。
では、今回はこの辺で!
ありがとうございました。