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拓麻呂です。
この記事では、今こそ日本を知りたいとお考えの大人にオススメしたい歴史本の1冊を、それぞれの特徴伝えつつ、ご紹介します。
目次
社会人から学ぶ直す日本史
平成30年度 文部科学省検定不合格教科書
ページ数:247ページ
【こんな方にオススメ】真実の歴史を知りたい方
現在の日本には、隣国に気を使わなければならない『近隣諸国条項』という、残念な制度があります。
この制度により、日本人が誇れる歴史が隠されていたり、隣国が優位に見えるよう書かれた歴史教科書が、教育の場に氾濫しています。
本来であれば、日本人が日本の歴史を知るのに、隣国の歴史観が介入するのはおかしな話。
現在、歴史の教科書を検定しているのは文部科学省です。
その文科省の検定に不合格になった教科書が販売されています。
文科省の検定に不合格だったという事実が、何を意味しているのか?
それは、『近隣諸国条項』を無視した真実の歴史が書かれているからです。
隣国の妄想で捻じ曲げられた歴史が排除されているからです。
日本人が本来知らなければならない隠ぺいされた歴史、日本人が日本という国を誇りに想える歴史が書かれているからです。
まずは、この本で日本の歴史の根幹になる部分を抑えておくことが、その後の学びでも重要になってきます。
個人的には、まず一読いただきたい一冊です。
ホントの日本の姿を知りたいあなたにこそ、オススメの一冊です。
ちなみに、Amazonと紀伊国屋だけでしか販売していない貴重な本ですよ。
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日本史見るだけノート
ページ数:223ページ
【こんな方にオススメ】視覚(イラスト)で歴史を学びたい方
日本の歴史は短く見積もって約1500年もあるので、全てを把握するのは容易ではありません。
最初からキチっと学ぼうとすると、まず挫折します。
なんですが、いきなり全てを深く理解する必要はなくて、まずはサラっと全体の流れを知れれば大丈夫です。
そうすると興味のある時代が出てくるので、そこを深掘りしていくと、その時代の前後もさらに理解が深まってきます。
なので、まずは重要な出来事を中心に、流れだけ把握できればOKです。
むしろ、掘り下げは全体像をザっと把握した後の方が理解しやすいです。
そこで『日本史 見るだけノート』です。
この1冊で日本史の全体像はサクッと把握できます。
その書名が示す通り『日本史 見るだけノート』は図解が多いことも特徴です。
中身を掲載することは、著作権の関係で出来ませんが、だいたい1ページの3分の1~半分くらいが解説。
残りが、可愛らしいイラストが添えられた図解になっています。
この図解が、本文を補っているので『読む』というより『見る』ことで理解できます。
ここが一番のポイントですね。
視覚でパッと把握できるので、たくさんの出来事もサクッと理解出来ます。
普段、会社で働きながらなかなか時間が確保できない社会人が、一目で日本史全体を通して把握できるのは、とてもありがたいことですね!
日本国紀
ページ数:509ページ
【こんな方にオススメ】読み物として楽しみたい方
2018年末頃から、何かと話題になっている『日本国紀』。
個人的には超オススメです。
学生時代の歴史の授業は、年号の丸暗記で、意味の分からない難しい言葉がたくさん出てきて全く面白さを感じなかった・・。
そんな記憶がありませんか?
歴史をつまらなくなってしまう理由って、ここにあると思うんですね。
一般的に売られている書籍でも、学者さんが書いたものなんかだと、学術論文っぽくて読んでいて凄く退屈に感じたり・・・。
歴史って『学問』として学ぼうとすると、やっぱりつまらないものになってしまうんです。
そういった観点で『日本国紀』を見てみると、歴史の授業や教科書、難しい一般書籍とは一線を画しています。
やはり、著者ご自身がベストセラー作家さん(百田尚樹さん)なので、とても読みやすくて、さらに日本の通史を楽しみながら読み進めることができます。
日本の歴史を学び直したいと考えた場合、日本の誕生から現在に至る全体の流れをサクッと把握したいとお考えなのではないでしょうか?
そういった意味では、読んでいて退屈に感じるような本ではダメですし、教科書的な無味乾燥なものでは面白くありません。
日本の通史を楽しみながら読み進めることが出来る。
これは、やはり作家さんが書いた通史だけあって、他の歴史書には無い大きな特徴です。
ここが一番のおすすめポイントですね。
世界史とつなげて学べ超日本史
ページ数:343ページ
【こんな方にオススメ】日本史と世界史を同時に知りたい方
日本の歴史を学ぼうとすると、どうしても日本のことばかりに注目してしまいがちです。
なんですが、歴史は日本だけで完結しているわけではなく、世界情勢が絡んでいる中で日本の歴史が動いているということも多いです。
そういった世界との関係を見ながら、日本の歴史を学べるのが本書の特徴です。
著者の茂木誠さんが世界史の講師の方であるからこそ書くころが出来た一冊だと思います。
また、日本神話についても書かれているところがオススメポイントです。
神話って荒唐無稽な物語と思われがちですが、実はその国の国民性に大きく関わっています。
歴史を見る時に、この人はなぜこういう行動をとったのか?っていうのが、神話に基づく日本人の国民性から来ていることもあります。
特に日本の場合、神話と歴史が連続性があるので、日本神話を知っておくのと知らないのとでは、歴史の理解度に大きな差が生まれると思います。
人生に悩んだら日本史に聞こう
ページ数:224ページ
【こんな方にオススメ】感動したい方
個人的に大好きな一冊。
日本史の素敵なエピソードを、著者の白駒妃登美さんの感性で紹介していくような内容になっています。
日本の『通史』を学ぶという観点からは少し逸れるのですが、歴史上の偉人に親しみを感じることが出来ますし、感動するエピソードも多いので、歴史を学び直す入り口には、とてもよいと思います。
歴史学者でない白駒さんだからこそ描ける、心温まる世界観が詰まっています。
『昔の日本にはこんな素敵な人たちがいて、こんな素敵な歴史があるんだなぁ』
そんな感じで歴史に親しみを感じ、歴史が楽しいと感じさせてくれる一冊です。
ほっこりしながら日本史を学びたい人にオススメです。
まとめ
以上、日本史を学びなおすオススメ本でした。
あなたの学びなおしのお役に立てれば幸いです。