ご来訪ありがとうございます!
『裸の子供が目の前を通り過ぎた!』拓麻呂です。
僕は週に1回、必ず近所の大型書店に足を運ぶようにしています。
なお4店舗ほど行きつけの書店があります。
歴史関係の新刊チェックが一番の目的ですが、その他の新刊もチェックしています。
その理由は、本のタイトルを見る為。
書籍とは当然商売を目的にしていますので、そのタイトルは消費者を意識したものになっているのです。
で、ブログタイトルの参考にさせていただいたりしてます。
先週末も書店に行ったのですが、その時にちょっとほのぼのする出来事があったので、今回はそのお話です。
素っ裸の子供が現れた
時間は昼過ぎくらいだったと思います。
愛車の黒いムラーノを運転して、いつも通り書店に向いました。
車内に流れる音楽は、今日も大好きなhideさん。
出発して5分ほど、ちょっと大きな通りの十字路で信号待ちをしていました。
左手には大型薬局、右手には白と赤の煙突が象徴的な清掃工場。
ボケーっと信号待ちをしていたら信じられない光景に出くわしました。
浮き輪を腰に装備した素っ裸の子供が、目の前の横断歩道を疾走していったのです。
年齢は三歳くらいでしょうか?
突然の出来事だったのでハッキリ分からなかったのですが、もしかしたらパンツは履いていたかもしれません。
厳密には、お父さんと思われる人と手を繋ぎ、裸の子供がやや前のめり気味に、お父さんの手を引っ張っていました。
何が何だかよく分からぬまま、その親子は目の前を通り過ぎて行きましたが、信号が青に変わったので、僕は「??」と思いながらもアクセルを踏みました。
石田三成ファンの子供が現れた
書店に到着した僕は、早速歴史コーナーの本棚に向かいました。
なんとなく西郷隆盛の本を物色していたその時、左後方の戦国時代コーナーの辺りから『石田三成』という子供の声が聞こえてきました。
ふと振り向くと戦国関連の書籍を物色している親子の姿。
お父さん、お母さん、5歳くらいの男の子、そして3歳くらいの男の子。
すると一冊の本を手に取り『徳川家康、石田三成』という言葉が聞こえてきました。
どうやら兄弟が一緒になって関ケ原の戦いに関する本を見ているようでした。
『それにしても、こんな小さい子供が歴史に興味を持っているのか・・・』
ちょっと嬉しくなった僕は、思わず話しかけそうになりましたが変態だと思われると嫌なのでグッと我慢して気づかないフリをしていました。
時間にして5分くらいだったと思います。
やがてその親子は、その場から離れていったので、僕はなんとなく戦国時代コーナーに向ってみました。
すると・・
相当いろいろと物色したのか、商品がぐちゃぐちゃに並んでいました。
『・・・・』
と思いながらも、歴史に興味を持った子供に日本の未来を感じながら、そっと本棚の並びを整え、書店を後にしました。
子供が素っ裸だった理由
帰り道・・・。
素っ裸の子供が走り去っていった交差点で再び信号待ち。
『あの子供は何だったんだろう??』
そんな事を考えながら青信号を待っていました。
左手には、白と赤の煙突が印象的な清掃工場。
『そういえば!』
『この清掃工場はごみ処理で発生した熱を利用して、温水プールを経営していたんだっけ・・』
素っ裸の子供は、気がはやり過ぎて駐車場で服を脱ぎ捨て、温水プールに向かっていたんです。
『早くプールで遊びたくて、お父さんの手を引っ張って駆け抜けていったんだな・・・』
いつもと変わらない週末の書店通い。
そんな日常に出会った子供たち。
ちょっと心癒され、微笑ましく感じた日曜日でした。
では今回はこの辺で!
ありがとうございました。