戦国武将総選挙の結果と総評!ランクイン武将の個人的な感想

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戦国時代と戦国武将

ご来訪ありがとうございます。

拓麻呂です。

 

2019年12月28日にテレビ朝日さんで『戦国武将総選挙』なる番組が放送されるようです。

約4時間にわたる放送時間で、国民10万人のアンケートをもとに、20人の戦国武将をランキング形式で発表していきました。

 

番組内のランキングは以下の通り。

1位 織田信長

2位 上杉謙信

3位 伊達政宗

4位 真田幸村

5位 徳川家康

6位 豊臣秀吉

7位 武田信玄

8位 黒田官兵衛

9位 明智光秀

10位 石田三成

11位 加藤清正

12位 直江兼続

13位 前田慶次

14位 浅井長政

15位 毛利元就

16位 前田利家

17位 井伊直政

18位 真田昌幸

19位 竹中半兵衛

20位 上杉景勝

 

では、それぞれの武将がランクインした感想を、全体的な感想を述べてみたいと思います。

あくまで、個人的な感想です。

 

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戦国武将総選挙の感想

全体の感想

こういったランキングではいつものことですが、戦国時代初期の人物は、まずランクインしません。

個人的には、浅井長政、前田利家、井伊直政あたりがランクインするくらいなら、『北条早雲』『太田道灌』『長尾景春』『尼子経久』『細川政元』『龍造寺家兼』『大内義興』といった、下剋上の扉をこじ開けた、あるいはそれに対抗した戦国初期の名将たちの方が戦国時代を象徴しているし、ランク入りに相応しい活躍をしていると感じます。

 

また、東海道の『今川義元』、関東の『北条氏康』、四国の『長宗我部元親』といった、広範囲に覇を唱えた名将たちが圏外となったのは至極残念。

 

さらには、信長や秀吉に先立つこと約30年前に畿内を制圧し、天下をとった『三好長慶』

 

あるいは、九州全土を席巻し、関ヶ原での敵中突破で名高い『島津義弘』、その兄の『島津義久』の島津兄弟らが圏外なのも複雑な心境。

とくに最強武将にあげる人も多い島津義弘のランク圏外は意外でした。

 

また11位以降は、加藤清正と毛利元就、前田慶次を除き、一般的にはほとんど見向きもされなかった武将たちです。

なぜ彼らがランクインしているかというと、完全に2000年代以降の大河ドラマの影響かなという印象です。

大河で重要な役割を担ったため知名度があがり、ドラマのイメージが如実に結果に反映されていました。

 

直江兼続、上杉景勝は2008年『天地人』

前田利家は2002年『利家とまつ』

井伊直政は2017年『おんな城主 直虎』

真田昌幸は2016年『真田丸』

竹中半兵衛は2012年『軍師 官兵衛』

浅井長政に至っては、婚姻関係の都合上、信長が登場すれば、どの大河にも必ず出てきます

 

こういったランキングだと、知名度で比較的上位に入りがちな『本多忠勝』『大谷吉継』『立花宗茂』といった人気武将を押さえて、井伊直政あたりがランク入りしているのも、ドラマの影響力を物語っています。

 

そして、2000年以降の大河ドラマ枠という意味では、2006年 功名が辻の『山内一豊』、2007年 風林火山の『山本勘助』

この両者がランク圏外の要因も、気になるところではあります。

まぁ、一豊は地味すぎるし、勘助の活躍は、どこまでが史実か不明瞭、というのが理由かもしれません。

 

ちなみに、加藤清正は『熊本城』の築城者であること。

毛利元就は、97年に大河ドラマになっているのと、もともと戦国を代表する強豪であること。

前田慶次は、90年代にジャンプで連載していたマンガ『花の慶次』の影響が大きいと思われます。

 

ともかくも、一般的なイメージや人気といった意味では、妥当な感じなのかなという印象でした。

個人的には、ランクインしてほしかった武将は他にもいますが、それは一部のコアなファンの意見で、全体的な人気にはつながらないですからね。

 

ということで、以下はランク入りした各武将への率直な感想です。

 

1位 織田信長

まぁ、そうなるだろうな・・という印象。

 

2位 上杉謙信

上位に入るとは思っていました、まさか2位とは思いませんでした。

やはり正義の味方は人気があるということか?

 

3位 伊達政宗

実績もあり、知名度もあるので、まぁこの辺だろうと言う印象。

 

4位 真田幸村

戦国時代最強の1発屋なので、個人的にはランク外。

幸村よりも兄の信之の方が、実は実績があります。

あるいは、父の昌幸のほうが4位に相応しいのでは・・・。

 

5位 徳川家康

戦国時代に最後に笑った人ですが、世間的には人気がなさそうなので、もうちょい下かと思ってました。

 

6位 豊臣秀吉

この順位は結構意外でした。

少なくとも家康よりは人気があると思っていたので・・。

晩年のいただけない行いが人気を落とした原因か?

 

7位 武田信玄

正直3位くらいだと思ってました。謙信と差が開いているのも意外。

 

8位 黒田官兵衛

知名度的にも、まぁこの辺かなという印象。

 

9位 明智光秀

知名度的にも、まぁこの辺かなという印象。

 

10位 石田三成

知名度的にも、まぁこの辺かなという印象。

 

11位 加藤清正

ランクインしてもおかしくない武将だが、11位に入るとは思わなかった。

 

12位 直江兼続

名将であることな間違いないです。ただ個人的には20位には入らないかな・・。

兼続が入るなら、個人的には『最上義光』を推したい。

 

13位 前田慶次

戦国武将としてはランク外。

ただ傾奇者としてのクセが凄いので、面白い人物であるのは間違いなく、ランク入りも納得できる。

 

14位 浅井長政

知名度はある。

ただ如何せん短命だったので、14位ほどの実績が無いような・・。

 

15位 毛利元就

実力と人気が最も釣り合わない武将だと思う。でも地味なのは否めない。

戦国武将としての実力と実績ならトップ3に入る。

 

16位 前田利家

個人的には、過大評価されている武将の一人だと思っている・・・。

ゴメンナサイ・・。

 

17位 井伊直政

完全に大河ドラマ票だと思う。

個人的に、赤備えと言えば、『飯富虎昌』『山県昌景』が印象深い。

 

18位 真田昌幸

18位は低すぎる・・・。トップ5に入っていい名将。

 

19位 竹中半兵衛

短命だったので評価が難しい武将であるが、ちょっと過大評価な印象が強い。

 

20位 上杉景勝

名将だとは思うが、ランクインは意外だった。

 

まとめ

以上、戦国武将総選挙の感想でした。

 

繰り返しになりますが、一般的なイメージや人気といった意味では、妥当な感じなのかなという印象でした。

ただ、個人的には、ランクインしてほしかった武将は他にもいるので、僕個人のベスト20を考えてみましたので、ぜひご覧になってみてください。

戦国武将総選挙にあやかって戦国時代ファンのランキングベスト20
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では、今回はこの辺で!

ありがとうございました。