ご来訪ありがとうございます。
拓麻呂です。
僕は竹田恒泰先生の大ファンです。
竹田先生が執筆された書籍は、ほとんど読んできました。
日本人としての真っ当な在り方、日本の歴史の見方、隣国に対する姿勢、そして世界最古の歴史を持つ日本に生まれたことへの喜び。
様々なことを、竹田先生から学びました。
そんな僕が、日本人であるあなたに是非とも一読していただきたい書籍を厳選してご紹介します。
あなたも。日本人であることに誇りを持ち、喜びを感じることのできる一冊に巡り合えますよ。
竹田先生のオススメ本
現代語 古事記
竹田先生と言えば、まず外せないのが古事記ですね。
僕も、この一冊で初めて古事記を全編読破することが出来ました。
古事記には日本の神話が書かれています。
古事記を読むと、日本の歴史は神話からの連続性を持っていることが分かります。
そして、どこの国でも、神話はその国の国民性に大きく影響しています。
日本神話を知ることは、日本の原点を知ることであり、日本人が日本人としての誇りと喜びを知ることでもあります。
そして、日本が現存する世界最古の国として世界に誇れる国であることを知ることでもあります。
先の大戦以降、GHQにより日本神話は日本人の心から切り離されてきました。
日本人は日本神話を忘れかけていました。
だからこそ、僕たち日本人はもう一度神話を知る必要があるのです。
そんな古事記が最も読みやすい一冊、それが『現代語 古事記』です。
古事記に関しては、一人でも多くの日本人に読んで頂きたいので、別途レビュー記事を書いていますので、ぜひご覧になってみてください。
日本人の原点がわかる『国体』の授業
『国体』という言葉をご存知でしょうか?
スポーツを競う『国民体育大会』の略称である『国体』ではありません。
ここで言う『国体』とは、『国柄』とか『その国の在り方』とか、そういった意味になります。
では、僕たちが暮らす日本の『国体』とは、一体なんなのか?という部分を解説した一冊です。
日本だけでなく、アメリカ、フランス、中国などの国体にも触れており、それを知ることで、各国の国民性や根底にある民族意識なども知ることが出来ます。
日本人が日本人として、最後に守らなければならないものは何なのか?
それを教えてくれる一冊です。
古事記と同じくらい、多くの日本人に読んで頂きたきたくて、オススメしたいのがこの一冊です。
旧皇族が語る天皇の日本史
日本の歴史には、たくさんの英雄が登場します。
源義経、織田信長、西郷隆盛・・・。
彼らの活躍はカッコいいし、歴史ファンなら誰しもが注目するところです。
ですが、彼らの活躍だけが日本の歴史を作ってきたわけではありません。
日本が誕生して以降、一度も途絶えることなく日本の歴史を一直線に貫いている存在があります。
それが『天皇』の存在です。
日本の歴史とは、言い換えれば天皇の歴史です。
大和王権、平安の貴族社会、源平の頃の院政、南北朝の動乱期、明治維新、昭和の大戦・・・
これらの時代は天皇の存在無くして語ることはできません。
そして、例え鎌倉時代や戦国時代、江戸時代などの武家政権の時代であったとしても、天皇の存在を無視した歴史ではありません。
平氏政権、執権北条氏、足利将軍家、戦国の三英傑などにも、大きな影響を与えていたのが朝廷であり天皇です。
例えば、平清盛や豊臣秀吉などは、天皇や朝廷の存在がなければ、時代の寵児になることは出来ませんでした。
そんな天皇の歴史を神話から現代まで追いかけた一冊です、
天皇の歴史知ることが、本当の意味で日本の歴史を知ることでもあるんです。
怨霊になった天皇
日本の歴史を一直線に貫く天皇の存在ですが、必ずしも順風満帆だったわけではありません。
中には歴史的に敗者となった天皇もいらっしゃいます。
この一冊は、そんな影の天皇にスポットを当てた作品です。
中でも興味深かったのが、やはり『崇徳天皇』です。
崇徳天皇は、『平将門』、『菅原道真』と並び、日本史上における最恐の怨霊と言われています。
古来より日本人に染み付いている『怨霊信仰』。
怨霊に対する畏怖、恐怖心というものは現代日本人の国民性にも大きな影響を与えています。
歴代天皇を『怨霊』という視点で取り上げた本書は、かなり独特で、読み物として純粋に楽しめる作品でした。
日本人はなぜ日本のことを知らないのか
『日本人は日本のことを知らない』
これって衝撃的な事実だと思いませんか?
昨今は、たくさんの保守系動画などの影響で、多くの日本人が日本のことを知るようになってきましたが、僕の周囲を見渡してみても、まだまだ知らない日本人が多いという印象です。
『保守』とか『右』とかって言うと、ちょっと抵抗がある方もいるかと思うのですが、自分の国を知ることは、ごくごく当たり前のことなのでは?と思うんです。
日本人が真っ当に日本のことを知ることが出来る一冊。
ぜひ一読してみてください。
まとめ
以上、竹田先生のオススメ書籍でした。
今回ご紹介した書籍は、いわゆる『保守』に分類される作品です。
『愛国』とか『右寄り』とか、そういった思想が必ずしも必要だとは、僕は思っていません。
ですが、日本人が日本の事を知って、それを誇りに思うことが悪いことである、口に出すのが憚られるといった風潮は、どう考えてもおかしいと思っています。
どこの国だって、自国を知り、誇りに思うことは普通のことだし、そのために歴史教育がなければいけません。
反日教科書を使用し、年号を暗記する歴史教育ではなく、純粋に日本のことを知って日本を好きになる教育。
そんな真っ当な教育ができて、真っ当な国に日本がなっていくことを祈りつつレビューを書くとともに、竹田先生のご活躍をこれからも応援していきたいと思っています。