飛鳥時代の有名人物一覧!歴史を動かした偉人ベスト5

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「飛鳥時代」

日本が中央集権国家として、東アジアにおける古代の先進国として飛躍した時代です。

約300年ぶりに大陸に現れた強大な統一国家「隋(ずい)」と対応に渡り合うため、多くの人物が活躍し、日本を先進国に押し上げました。

 

そんな飛鳥時代に大活躍した人物を独断と偏見で5人ご紹介します。

 

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飛鳥時代の偉人ベスト5

5位:中大兄皇子(626年~672年)

中大兄皇子(第38代天智天皇)

後の第38代天智(てんぢ)天皇。乙巳の変(いっしのへん)で蘇我入鹿を討ったとても有名な人物です。

 

専横を極めたとされる蘇我入鹿を、中臣鎌足と共謀し討ち果たした「乙巳の変」は、日本古代史最大のクーデター事件と言われています。
これにより、蘇我入鹿だけでなく、その父である蘇我蝦夷も自害に追い込まれ、天皇を超えるごどの権力を誇示していた蘇我氏は滅び、「改新の詔」が発布され、日本は中央集権国家への歩みを速めていきます。

この乙巳の変に始まる一連の政治改革こそが、とても有名な「大化の改新」です。

 

 

4位:推古天皇(554年~628年)

第33代推古天皇

第33代天皇。日本で史上初の女性天皇です。さらには東アジアでも史上初の女帝でした。第29代欽明(きんめい)天皇の皇女なので男系の女性天皇です。「男系」であることはとても重要です。

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第32代の崇峻天皇が、蘇我馬子を不仲になり暗殺されてしまい、後継者が決まっていませんでした。そのため、後継者争いを避ける目的で女性の推古天皇が即位したと言われています。聖徳太子、蘇我馬子と連携し、大陸にあった強国「隋」と対等に渡り合った名君です。

 

3位:蘇我馬子(551年~626年)

蘇我馬子の墓と言われる奈良県明日香村の石舞台古墳(出典:Wikipedia)

敏達天皇、用明天皇、崇峻天皇、推古天皇の4代に仕え、蘇我氏の権力を絶頂に押し上げた人物です。乙巳の変で討たれた蘇我入鹿の祖父にあたります。
その権勢は天皇をも凌駕していたとされ、不仲となった第32代崇峻天皇を暗殺するという暴挙に及びました。

 

権威を振りかざした悪人のようなイメージがありますが、聖徳太子や推古天皇と共に、日本を中央集権国家に押し上げた立役者であることに間違いはありません。

 

2位:天武天皇(?~686年)

第40代天武天皇

第40代天皇。諱(いみな、本名のこと)は「大海人皇子(おおあまのみこ/おおあまのおうじ)」。日本古代史における最も大きな争いと言われる「壬申の乱」で勝利し、天皇に即位しました。

 

現存する日本最古の歴史書「古事記」と「日本書紀」の編纂を命じたのも天武天皇でした(編纂が完了したのは天武天皇の崩御後)。また、国名を「日本」としたのも、「天皇」という呼称を用いたのも、天武天皇とする説が有力です。

 

天武天皇とその皇后である第41代持統天皇の御代は、日本史上で最も天皇の権威が高まった時代とも言われています。天皇を中心とした国家体制を作り上げ、日本を古代の先進国に押し上げた名君です。

 

1位:聖徳太子(574年~622年)

聖徳太子

現代にも通じる日本人の精神を作り上げ、日本の歴史を通して多くの日本人に愛され続けた偉人。最近では「厩戸皇子(うまやとのみこ)」と称されることもありますが、やはり「聖徳太子」の名がしっくりきます。

 

大陸に出現した大国「隋」の対等に渡り合える国造りを目指し、冠位十二階憲法十七条の制定、遣隋使の派遣など多くの改革を実行。推古天皇や蘇我馬子とともに、後に中央集権国家となる日本の礎を築きあげました。

 

憲法十七条の第一条「和を以て貴しとなす」や、隋の皇帝「煬帝(ようだい)」にあてた「日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す、恙無きや」から始まる国書はあまりにも有名であり、今も日本人としての誇りや精神性を示し続けています。

 

日本のプライドが詰まった飛鳥時代

以上、飛鳥時代の偉人ベスト5でした。

  • 【1位】聖徳太子
  • 【2位】天武天皇
  • 【3位】蘇我馬子
  • 【4位】推古天皇
  • 【5位】中大兄皇子

飛鳥時代とは、古墳時代に誕生したヤマト王権が中央集権国家を目指し、それを実現した時代です。つまり、それまでヤマト王権を中心とした各地の有力豪族から成る連合政権だったヤマト朝廷が、ひとつの国家としてまとまった時代。

そう考えると、日本にとって非常に重要な時代であり、それを実現に導いたのが聖徳太子を始めとする、当時の偉人たちだったのです。

 

では、今回はこの辺で!ありがとうございました。

 

【主な参考資料】