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拓麻呂です。
2018年1月7日
大河ドラマ『西郷どん』始まりましたね!!
毎年、大河ドラマの新作が始まるこの時期は期待でワクワクしているのですが、今年も御多分に漏れず期待に胸を躍らせ『西郷どん』の放送を楽しみにしていました。
昨年の『おんな城主 直虎』が良い意味で期待を裏切ってくれたので、この勢いの乗じて『西郷どん』も楽しめる大河となって欲しいところです。
そんな感じで第一話を視聴し終えたのですが、とっても面白かったです!!
今年の大河もかなり期待できそうです!
西郷どん第一話
出典:国立国会図書館ウェブサイト『近代日本人の肖像』より
冒頭シーンで思わずニヤリ!
まず思わずニヤリとしてしまったのが最初のシーン。
上野の西郷隆盛像の除幕式。
この時、西郷さんの奥さんであるイト夫人が『うちの人はこんな人じゃなかった・・』と言うエピソードは有名ですね!
このエピソードから始まったのは、ちょっと驚きでしたが、歴史好きな僕としては思わずニヤリとしてしまいました!
なお、このイト夫人の言葉ですが、どういう意味で言ったのかは不明とされています。
西郷さん本人の顔に似ていない・・という説。
西郷さんは銅像のようなラフな格好で人前に出るような人じゃなかった・・という説。
今となっては、その真意を知る術はありませんが、上野の西郷さんは本人とは何かが違っていたようですね。
テーマ曲も問題なし!
僕が大河ドラマで意外と重視しているのがオープニングのテーマ曲です。
これが主人公のイメージと合っていない場合は、ちょっとゲンナリしてしまうことがあります。
2007年『風林火山』、2008年『篤姫』のテーマ曲は最高でした。
そして『西郷どん』のテーマ曲・・・
まったく問題ありませんでした。
むしろ、西郷さんのイメージにピッタリたと思います。
冒頭のニヤリとするシーンからのオープニング。
序盤で一気に引き込まれてしまいました。
郷中教育に触れることは必須!
僕は西郷さんを始めとする薩摩藩士を描く上で『郷中教育(ごじゅうきょういく)』は、絶対に触れておかねばならないと考えています。
西郷どんでも、しっかり触れていましたね!
長州藩士を育てあげたのが松陰先生の松下村塾ならば、薩摩藩士を育てたのは間違いなく『郷中教育』なんです。
江戸時代の薩摩藩は、戦国時代の島津義弘を模範とする『武』の国ですから、その魂を受け継ぐ『郷中教育』は、間違いなく薩摩藩士の人間性を形作っています。
そこにしっかり触れてくれたのは好感触でしたね。
なお『郷中教育』の詳細を知りたい方は、コチラの記事をご覧ください。
島津斉彬もしっかり標準語!
続いて島津斉彬。
西郷さんの実力を見出した斉彬の存在は、西郷隆盛を主人公とする上で絶対に外せません。
で、この斉彬ですが、江戸で生まれ、基本的に江戸で暮らしていた為、薩摩弁ではなく標準語を喋っていたと言われています。
その辺は西郷どんでも、しっかり再現されていましたね!
歴史好きとしては、こういう部分がしっかりしていると、とても安心できます。
なお、そう遠くない序盤の方で『お由羅騒動』と言われる大事件が描かれると思われます。
『お由羅騒動』は幕末の薩摩藩を揺るがす大事件であるとともに、西郷さんや大久保利通の人生に多大な影響を与えた出来事です。
『お由羅騒動』を事前に予習しておきたい方はコチラの記事をご覧ください。
ラストの演出で早くも目頭が熱く・・・
そして一番印象的だったのがラストの演出。
噴煙を上げる雄大な桜島・・そし眼下に広がる薩摩城下。
西郷さんや、大久保、海江田など、後に明治維新の原動力となる、幼き日の薩摩の英雄たちが終結していた場所。
そこは『城山』です。
城山と言えば、西南戦争で敗れた西郷さんが最後を迎えた場所です。
このシーンは、もしかしたら最終回への大きな伏線になっているのかもしれません。
それを想うと、早くも胸が熱くなりました・・・。
1年間どっぷり楽しめそうな西郷どん
ということで『西郷どん』第一話の感想でした。
今年は明治維新150年の節目の年。
そんな2018年の大河ドラマで取り上げるのが西郷隆盛。
期待するなと言う方が無理です。
一話を見る限り、とっても期待できそうな面白い大河ドラマになりそうです。
『日本人が最も好きな日本人』西郷さん!
今年は『西郷どん』に、どっぷり浸かる1年になりそうです!
第二話から感じたことはコチラにまとめてあります。
では、今回はこの辺で!
敬天愛人!
ありがとうございました。