麒麟がくる!足利義輝の目を覆いたくなる凄惨な最期とは?

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大河ドラマのこと

ご来訪ありがとうございます。

拓麻呂です。

 

令和二年(2020年)のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。

明智光秀が主人公の本作では、向井理さん演じる『足利義輝』が登場します。

 

義輝は、室町幕府の13代将軍。

そして、剣の達人で『剣豪将軍』という異名でも知られる豪傑です。

 

そんな義輝が直面した壮絶な最期。

それは、目を覆いたくなるほどの凄惨な最期だったのです。

 

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剣豪将軍!足利義輝の最期

刺客との激闘の末に・・・

結論から言ってしまいますと、義輝は刺客に襲われ命を落としています。

しかし、ただ単に襲われて、あっけなくやられてしまったわけではありません。

 

複数の刺客たちは、義輝のいた二条御所を襲撃。

大勢の刺客が義輝に襲い掛かります。

 

しかし、義輝もこのまま黙って討ち取られるほど、やわな男ではありませんでした。

 

義輝は、戦国時代の大剣豪『塚原卜伝(つかはら ぼくでん)』から剣術を学んだ剣豪でもあってのです。

襲い来る刺客を次々を切り伏せて行く義輝。

 

床に何本もの刀を突き刺し、血や油で刀の切れ味が落ちる度、床から刀を抜いて応戦し、刺客を次々とたたき斬っていったと言われています。

返り血を浴びながらも、鬼人の如き強さを見せる剣豪将軍 足利義輝。

 

このまま、危機を乗り切るかと思われたその時でした。

鬼のような強さを見せる義輝の剣技に対し、刺客たちは畳と盾にして義輝に突撃。

 

押し倒された義輝は畳の下敷きにり、刺客たちは畳の上から義輝を四方八方から串刺しにしました。

 

享年30

 

剣豪将軍の壮絶な最期でした。

 

黒幕は誰なのか?

このように、凄惨な最期を迎えた足利義輝。

この事件を『永禄の変』と言います。

 

ところで、この変を主導した人物とは、一体誰だったのでしょうか?

 

諸説あるものの、一般的には『松永久秀』と『三好三人衆』とされています。

 

応仁の乱以降、権威が失墜していた幕府権力を復権させようと、義輝は奮闘していましたが、その前に立ち塞がったのが『三好長慶』です。

松永久秀と三好三人衆は、この長慶の家臣だった人物です。

 

長慶が病で没した後、三好家の実権を握っていた久秀と三人衆にとって、幕府権力を取り戻さんとする義輝は目の上のタンコブ。

とても邪魔な存在でした。

 

そこで、松永久秀と三好三人衆が、義輝を亡き者にしようと刺客を差し向けたというわけです。

 

将軍としての足利義輝

残念ながら志半ばで亡くなった義輝でしたが、将軍としてはなかなかに優秀な人物でした。

11歳で元服し、室町幕府の13代将軍に就任して以降、三好長慶との戦いに明け暮れることになります。

 

当時の幕府は、No.2である管領 細川家に牛耳られており、義輝も将軍とは名ばかりの傀儡に過ぎませんでした。

 

そんな中、細川家の重臣『三好長慶(みよし ながよし)』が台頭。

主君である細川家をも凌ぐ勢いを見せ始めます。

 

一時は、細川家と和睦し、京に戻っていた義輝でしたが、三好長慶によって細川家の当主(晴元)が駆逐され、義輝はまたも近江へ亡命。

 

その後、三好長慶と和睦するも、結局揉めてまた近江へ逃亡。

 

しかし、長慶の配慮により、再び京へ復帰。

 

このように、追放されたり復帰したりで、京都と近江を行ったり来たりしていた義輝でしたが、ここでようやく将軍として京都に居座ることが出来るようになります。

とは言え、京都で実験を握っていたのは三好長慶であり、義輝はお飾りの将軍に過ぎませんでした。

 

この状況に不満を抱いていた義輝は、我こそが正当な室町幕府の将軍であるとして、その威光を取り戻そうと、行動を起こします。

当時、争っていた武田信玄の上杉謙信など、各地の大名家に調停の命を下すなど、積極的に将軍としての役目を果たそうとしていました。

特に上杉謙信は義輝に拝謁するために上洛した経緯もあり、室町幕府の将軍権威再興のための約定を結んだりしています。

 

このように、室町幕府再建のために邁進している最中に、悲劇は起こり、義輝の志は半ばで潰えることとなったのです。

 

もし、義輝が存命であったならば、後の織田信長vs足利義昭という構図も違ったものになっていたはずですし、歴史は違う方向に進んでいったかもしれませんね。

 

まとめ

以上、足利義輝の壮絶な最期でした。

 

幕府の再建を夢見た義輝は凶刃に倒れました。

しかも、義輝の最期は、全語句時代に合っても指折りの凄惨さでした。

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このような畿内の情勢を経て、歴史は織田信長の時代へと突入していくのです。

 

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では、今回はこの辺で!

ありがとうございました。