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拓麻呂です。
2020年(令和2年)のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。
主人公は、本能寺の変を起こし、日本の歴史を大きく変えた『明智光秀』。
そんな麒麟がくるの第3話を視聴してみての、一戦国ファンによる感想です。
今回は、前半最大の見せ場になるであろう、あの戦いの伏線が張られた大事な回でしたね。
『麒麟がくる』第3話の感想
前半は帰蝶(濃姫)を中心に展開
前半は、帰蝶と光秀、あるいは帰蝶と駒との絡みが中心となる展開でした。
ここに関しては、それほど言うことも無いのですが、これだけ帰蝶の登場シーンがあるということは。例の騒動による撮影のやり直しは、かなり大変だったんだろうなぁ・・・と感じながら観てました。
川口春奈さんって、なんとなく『功名が辻』の時の千代に似てませんか?
斎藤利政(道三)と高政(義龍)の関係
斎藤利政(道三)と高政(義龍)は、一応、父子の関係ということになっています。
しかし、この説には異説があり、正確なことは分かっていません。
高政は、利政の息子なのか、それとも土岐頼芸の息子なのか?
そして、ドラマではどちらの説を採用するのか?
これは、前半の流れの大きな分岐点になる問題です。
今回の内容を見る限り、どうやら『土岐頼芸の息子』の説を採用してきそうですね。
母である『深芳野』が、父親は誰なのか尋ねられた際にムキになっていたことからも、そんな気がしています。
ついでながら土岐頼芸って、斎藤利政(道三)に追放された弱っちい元守護っていうイメージが強いのですが、ドラマではなかなかの腹黒さ?を見せていましたね。
これはこれで、いいキャラだなと感じました。
明智光秀と斎藤高政(義龍)の関係
斎藤利政(道三)と高政(義龍)の父子関係もさることながら、こちらの光秀と高政(義龍)の関係も、今後の展開を占う重要な要素です。
結論から言うと、光秀と高政(義龍)は敵対することになます。
その前段として、利政(道三)と高政(義龍)の対立があります。
そして、光秀は利政(道三)に味方したことで、高政(義龍)と決裂し、居城を攻められ落城。
光秀は浪人となり、ここから織田信長との接点などが生まれてきます。
そう考えると、高政(義龍)との関係は、光秀の運命を左右する重要なものなのです。
今のところ、親しげにしている光秀と高政(義龍)ですが、後に敵対することを考えると、何とも切ない思いがしました。
ついでながら、今作は木々の緑がものすごく綺麗ですね。
大物登場
そして、終盤でついに大物が登場しましたね。
海道一の弓取りと称された『今川義元』。
そして黒衣の宰相『太原雪斎』。
それほど目立った出番があったわけではありませんが、こういった大物が登場すると、ドラマ自体が締まりますし、今後の放送も楽しみになってきますね。
まとめ
以上、麒麟がくる3話の感想でした。
今回は、前半の見せ場になるであろう、斎藤利政(道三)と高政(義龍)の関係、そして今後の光秀と高政(義龍)の関係を示唆する非常に重要な回だったのかなという印象でした。
彼らを取り巻く複雑な人間関係は、今後さらにドロドロしていくと考えると、楽しみでもあり恐ろしくもあり、という感じですね。
第4話の感想はコチラです。
他にも、明智光秀の性格や人物像、本能寺の変についてなどの記事を扱っています。
ここを見れば『明智光秀』と、その妻『妻木煕子』のすべてが分かる!
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【明智光秀&妻木煕子 大特集】
では、今回はこの辺で!
ありがとうございました。