麒麟がくるの本能寺の変の黒幕予想!滝藤賢一さんの足利義昭?

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大河ドラマのこと

ご来訪ありがとうございます。

拓麻呂です。

 

令和二年(2020年)のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。

主人公は明智光秀。

 

明智光秀と言えば、本能寺の変で織田信長を自害に追い込んだ武将として有名です。

そして、そこがドラマの最大の見せ場となることは間違いありません。

しかしながら、光秀が本能寺の変を起こした動機は、いまなお謎に包まれており定説がありません。

それこそ日本史最大のミステリーです。

 

この謎を、麒麟がくるではどう描くのか?

明智光秀が登場する大河ドラマでは、いつも注目される部分です。

 

そんな中で、令和二年の大河ドラマの主人公が『明智光秀』となれば、ドラマ最大の見せ場になるであろう本能寺の変の動機は、最も気になるところ。

 

そこで今回は、ドラマのキャストや配役を俯瞰してみて、本能寺の変に密接に絡んできそうな人物を予想し、その理由もお伝えしていきます。

なお、この予想は史実としてどうか?よりも、ドラマとしてどうか?という部分に着目しているので、僕が『黒幕説』を支持しているわけではない、というのはご理解頂ければと思います。

 

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本能寺の変の黒幕予想

黒幕説を採用するならば・・・

本能寺の変の動機として根強いのが、いわゆる『黒幕説』です。

変を起こしたのは光秀個人によるものではなく、背後に何かしらの人物なり勢力があったというものです。

黒幕に名の挙がっている人物や勢力は多岐に渡り、徳川家康や羽柴秀吉、朝廷やイエスズ会などなど、もはや真相解明そっちのけで妄想を楽しんでいるのでは?と疑いたくなるくらい、様々な説が提唱されています。

 

そんな黒幕説の中でも、比較的支持されているのが『足利義昭黒幕説』

室町幕府最後の将軍ですね。

 

足利義昭黒幕説の概要を、かなりザックリ説明すると・・・

織田信長によって、京都を追われた義昭が、信長を亡き者にしようと暗躍していたという説ですね。

 

この説の真偽のほどはさて置き、麒麟がくるでは『足利義昭黒幕説』を採用してくるのでは?と個人的には考えています。

つまり、滝藤賢一さん演じる足利義昭です。

 

足利義昭黒幕説を採用する理由

では次に、足利義昭黒幕説と睨んでいる理由をお伝えします。

 

これは、かなり単純な理由です

今回のキャストを見ると、明らかに室町幕府に近しい登場人物が多いからです。

 

義昭の兄で、13代将軍『足利義輝』を筆頭に、細川晴元三好長慶松永久秀三淵藤英細川藤孝(細川幽斎)

将軍から幕臣、将軍に反旗を翻した者まで、彼らは総じて室町幕府に密接に関わっている人物です。

どう考えても、幕府内のイザコザや、畿内の権力争いを描くとしか思えない面子が揃っています。

 

そして、なにより光秀自身が幕府に仕えていた時期があるとも言われており、また義昭と信長の間を取り持ったのも光秀の功績だったりします。

とにかく、光秀自身も幕府に近い人物だったのです。

そうなってくると、今回はこれまであまり大きく取り上げられてこなかった、室町幕府視点が濃厚に描かれる可能性があります。

 

これまでのドラマだと、室町幕府ってそこまで深く描かれることもなくて、むしろ信長に敗れた古い権威みたいなイメージが強かったのかなと思います。

ただ、それはあくまで信長視点であって、当時の幕府の状況を知ることは、足利将軍家から織田信長へと時代が推移していく過程を知ることにも繋がるとても重要なことなのです。

 

なにより、戦国中期あたりまでの室町幕府は言うほど弱体化しておらず、むしろ各地の大名たちが幕府権威を大儀名分として使っています。

 

とくに三好長慶あたりは、信長や秀吉に先立ち、戦国時代で初めて幕府を前提としない政権を樹立した人物であり、その長慶と宿敵の関係にあったのが、足利義輝です。

そして、義輝の運命を大きく変えたのが松永久秀だったりします。

 

という感じの幕府情勢の最後を締めくくったのが『足利義昭』であり、彼が京都を追われたことで室町時代は終わりました。

 

このような幕府視点で見た場合、やはり足利義昭が怪しいと感じています。

 

四国攻め回避説も絡めてくるか?

そして、もうひとつ怪しいと感じているのが『四国攻め回避説』です。

ドラマが始まる前の三好長慶や細川晴元らの登場が発表されていない時期に書いた記事なので、その時はコチラの説を支持していました。

大河ドラマ麒麟がくる!明智光秀の本能寺の変の動機を大予想
...

 

足利義昭が黒幕であることを強調しすぎると、主人公の明智光秀の主観が無くなってしまうので、やはり光秀にも何かしらのキッカケが必要なのかなと感じます。

 

そこで注目したいのが『四国攻め回避説』です。

明智光秀が本能寺の変を決断した理由と真実!織田信長の四国攻めに見る悲しき想い
...

 

この説は、近年提唱され始めたもので、これまでドラマでは採用されてきませんでした。

また、この説のキーマンの一人である『長宗我部元親』は、光秀と深い関わりを持っていただけでなく、四国の派遣を巡って三好家の残党らとも凌ぎを削っています。

 

つまり、足利義昭黒幕説と四国攻め回避説は、少なからず連動性があるので、ドラマの展開としては話をつなげやすいのかなと感じています。

 

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まとめ

以上、麒麟がくるの本能寺の変の黒幕についてでした。

 

足利義昭による黒幕説と、四国回避説をミックスさせたような方向に持っていくのではないかなと考えています。

 

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では、今回はこの辺で!

ありがとうございました。