枕草子 二六〇段『ただ過ぎに過ぐるもの』簡単解説!千年前から時の経つは早いもの!!

ご来訪ありがとうございます。

『清少納言に恋した男』拓麻呂でございます。

平安時代に清少納言が書いた『枕草子』。

この作品は、とても千年前に書かれたとは思えない、現代人も納得できる内容が多く記されています。

今回は、そんな中から『あっという間に過ぎてしまうもの』をご紹介します。

枕草子では、あっという間に過ぎてしまうもがいくつか列挙されていますが、特に興味深い項目が『月日の経つ速さ』。

月日の経つ速さは、平安時代に生きた人々も、現代と同じように感じていたことが分かります。

古文? 品詞分解? 歴史的仮名遣い?

そんな専門知識が無くたって『枕草子』は楽しめる!!

では、清少納言が感じた『あっという間に過ぎてしまうもの』に迫ってみましょう。

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月日の経つのは早いもの

清少納言は、『あっという間に過ぎてしまうもの』として人の年齢を挙げています。

よく言われることですが、人間年を取れば取るほど、月日の流れが早く感じるものです。特に社会人になり始める二十歳過ぎあたりから、月日の流れが急速に早く感じられるようになります。

清少納言が枕草子を執筆したのが、およそ30歳前後。

まさしく、月日の経つ早さを実感している真っ最中です。

清少納言も、『ついこの前、二十歳になったばかりなのに・・・』なんて思いながら書いていたのかもしれませんね。

あっという間の一年

次に清少納言は、このような項目を挙げています。

そう、四季です。

つまりここでは、一年の短さを表現しています。

人の年齢とリンクすることですが、一年の過ぎ去る早さは、誰しも感じることと思います。

この前正月を迎えたと思ったら、もう年末・・・

今からおよそ千年前の平安時代も、現代と同じように一年の過ぎ去る早さを感じていたんですね。

そう考えると、千年前の人々も同じ人間なんだなぁ・・・と平安時代に生きた清少納言が身近な存在に思えてきます。

帆を掲げた船も『あっという間』

ついでながら紹介しておきます。

清少納言は、帆を掲げた船も『あっという間に過ぎてしまう』と言っています。

これは、追い風を受けた船の速さのことです。

前述の『月日の経つ早さ』とは意味合いが違い、物理的なスピード感を表現していますね。

参考:枕草子 二六〇段『ただ過ぎに過ぐるもの』より

今も昔も月日の経つのは早いもの

このように、平安時代の人々も現代人と何ら変わらない感覚を持っていたことが分かります。

歴史上の人物というものは、雲の上の存在に思われるかもしれませんが、実際には僕たちと同じ感覚をもっていたんです。

清少納言も千年前を生きた僕たちと同じ人間なんです。

そう考えると、歴史上の偉人たちが急に身近な存在となり、より一層歴史に興味が持てるようになりますよ。

もっと枕草子の世界を覗いてみたい方は、こちらからお好みの記事をご覧ください。

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では、今回はこの辺で!ありがとうございました。


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