平安時代の二人の才女。
清少納言と紫式部。
なにかとライバル扱いされる二人ですが、現在の人気はどっちの方が上なのでしょか?
ネットでの検索結果やそれぞれの代表作品など、様々な角度から二人の人気を比較してみたいと思います。
※本記事のデータは2019年時点のものとなります。
清少納言vs紫式部
Googleの検索結果で比較
まずは、単純に両者の名前をGoogleで検索してみました。
ヒット数の結果は、下記のようになりました。
清少納言 約5,170,000 件
紫式部 約5,040,000 件
桁が大きすぎるのですが、かなり僅差ですね。
清少納言が登場するサイトの方が、約十三万件ほど多いという結果になりました。
正直、紫式部の方が多いと予想していたので、この結果は意外でした。
まずは
清少納言 1-0 紫式部
です。
Yahoo!知恵袋の回答で比較
Yahoo!知恵袋でも、どちらが好きか?という質問を見つけました。
その回答を集計してみた結果が、下記になります。
清少納言 10票
紫式部 6票
清少納言人気の方が多いと言う結果になりました。
しかし、お互いにそれぞれ良い部分があるという意見も多かったです。
僕もそう思います。
枕草子の印象により、清少納言の方が朗らかで明るい性格をしている印象が強いことから、友達になるなら清少納言!という感じになっていました。
これで
清少納言 2-0 紫式部
となりました。
amazonの商品数で比較
次に、二人の代表作『枕草子』と『源氏物語』を比較してみたいと思います。
そこで、Amazonでの商品数を調べてみました。
結果は以下の通りです。
清少納言の枕草子 790件
紫式部の源氏物語 7,000件以上
紫式部の圧勝となりました。
世間の認知度などを考えると、妥当な結果なのかなと感じます。
実際に、近所の書店での扱いを見てみても、源氏物語は本棚のスペースをかなり占拠していますが、枕草子は10冊も置いてあれば良い方です。
これで
清少納言 2-1 紫式部
となりました。
世界的な評価で比較
最後に、枕草子と源氏物語の世界的な評価を比べてみたいと思います。
まず源氏物語ですが、20カ国の言語に翻訳されていて、世界各国で親しまれています。
一方、枕草子ですが、外国語に翻訳されている事実はあるのですが、源氏物語ほど世界的な作品にはなっていません。
ハッキリした数は、調査したけど分かりませんでした・・・。
多分、そこまで世界に普及してはいない表れではないかと思われます。
ということで、
清少納言の枕草子 不明(多分そこまで世界的には有名じゃない)
紫式部の源氏物語 20カ国の言語に翻訳されている
という結果で落ち着かせたいと思います。
これで
清少納言 2-2 紫式部
と言う結果に終わりました。
結果発表
ということで、2勝2敗の引き分けという結果になりました。
僕自身、どちらにも違った魅力があって、甲乙つけ難いと思っています。
文学作品と言う部分で言えば、源氏物語の方が圧倒的に認知度が高いと思います。
しかし、源氏物語は長編小説、枕草子はエッセイ集と言う異なった性質のものですので、一概にどっちが素晴らしいとも言えないかと思います。
正確の面でも、清少納言は明るく朗らかな印象が魅力的ですし、紫式部はちょっと内気で落ち着いた印象が大きな魅力です。
正確や容姿、他にも様々な角度から、清少納言と紫式部を比較した記事を書いています。
あなたは清少納言派?
それとも紫式部派?
どちらがお好みですか?
枕草子の記述を元に、清少納言の顔を3Dで復元してみた記事はコチラ。
源氏物語の記述を元に、紫式部の顔を3Dで復元してみた記事はコチラ。