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この記事では『安倍晴明』という人物を、西暦や歴史の難しい用語を使わず簡単に解説します。
安倍晴明を簡単解説
安倍晴明の基本情報
安倍晴明は、『あべのせいめい』と読みます。
今からおよそ1000年ちょい前の平安時代の人物です。
生年はハッキリしていないのですが、享年が83歳くらいとされており、当時としては珍しいほどの長命を保っています。
そして、安倍晴明には、伝説的な逸話が多く残っています。
- 母親が狐だった
- 龍宮城に行ったことがある
- 鳥の会話が理解出来た
などなど。
安倍晴明のお仕事
安倍晴明のお仕事は『陰陽師(おんみょうじ)』でした。
映画の影響もあり、この陰陽師としてのイメージが、現在の安倍晴明像と言っても過言ではありません。
では、陰陽師とは一体どのような職業だったのでしょうか?
一言で言うと『悪霊退治』をするお仕事です。
安倍晴明が生きた平安時代には、現代のような科学技術がありません。
当時の人々は、怨霊の呪いというものを信じていました。
非業の死を遂げた人は、怨霊になって祟る(たたる)という概念があったため、呪いに対抗する呪力を持った人が必要とされていたのです。
現在の感覚では信じられないかもしれませんが、陰陽師というのは当時の政府の正式な機関に属する人々でした。
つまり、陰陽師とは、現代風に言えば、公務員みたいなものだったのです。
国が定めた正式な機関に、悪霊退治するお仕事を設置していたという事実。
これは、当時の日本人にとって、いかに怨霊が恐ろしい存在であったかが伝わってきます。
そんな陰陽師であった安倍晴明は、悪霊や怨霊を退治するため、持ち前の呪力を活かして活躍した人物だったのです。
陰陽師 安倍晴明
以上、安倍晴明の簡単解説でした。
安倍晴明は陰陽師と言う仕事柄、どうしてもオカルト的な印象が付きまといます。
持ち前の呪力を使って鬼を退治したとか、予知能力を発揮したとか、現代だったら科学で否定されてしまうような活躍ばかりです。
ゆえに謎の多い人物でもあります。
ですが、そのミステリアスな部分が陰陽師の魅力でもあり、安倍晴明の人気の要因でもあると思います。
今回は、安倍晴明の概要をザックリと解説させていただきました。
陰陽師 安倍晴明を、さらに詳しく知りたい方は、コチラの記事もごらんください。
では、今回はこの辺で!
ありがとうございました。