西郷隆盛が生きてる?西南戦争で最期を迎えた西郷どんのその後

人物のエピソード

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拓麻呂です。

 

鹿児島の英雄『西郷隆盛』が、その最後を迎えた西南戦争。

 

西南戦争を経たことにより、武士の世は完全に終わりを迎え、日本は急速に近代化の道を進んでいくことになります。

 

海外に負けない日本を作る為、明治維新を実現した西郷さん。

しかし、西郷さんは明治新政府に立ち向かい、その成果を見ることなく、自ら人生の幕を引くことになります。

 

ところが、西郷さんは世を去ってもなお、人々の記憶に生き続け、生存を信じられていました。

 

今回は、西南戦争で西郷さんが散った後、世間にどのような現象が巻き起こっていったのか見て行きたいと思います。

 

 

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西郷隆盛亡き後の伝説

出典:国立国会図書館ウェブサイト『近代日本人の肖像』より

西郷さんの遺体

薩摩軍、明治新政府軍合わせて1万3千人以上もの犠牲を出した西南戦争。

西郷さんも城山で自決し、その1人となってしまいます。

 

新政府軍に歯向かった西郷さんでしたが、その遺体は新政府軍が引き取り、手厚く葬られました。

明治12年に、各地に散骨されていた遺骨が一か所にまとめられ、現在の南洲墓地に埋葬されます。

 

しかし、世間では西郷さんがいなくなった現実から目を逸らすかのように、ある噂が広まっていたのです。

 

 

星になった西郷隆盛

明治10年、地球に火星が大接近しました。

夜空に煌々と輝く火星を見た人々は、その星をこう名付けました。

 

『西郷星』

 

西郷さんが亡くなったことを悲しんだ人々は、『西郷さんは星になったんだ・・・』と言って、自らを慰めていたそうです。

それが噂となり、当時の錦絵にも星になった西郷さんが描かれています。

出典:Wikipediaより

 

ロシアに亡命していた西郷隆盛

西南戦争から約14年後の明治24年。

当時の新聞に、こんな見出しが躍っていました。

 

『西郷隆盛がシベリアで生存』

 

西郷さん生存説が、世間の多きな話題となりました。

 

この年は、ロシアの皇太子ニコライが来日することになっており、ロシアに亡命していた西郷さんが一緒に帰ってくると噂になりました。

 

新聞でも大々的に取り上げられ、またもや錦絵になって飛ぶように売れたそうです。

 

しかし、来日したメンバーの中に西郷さんの姿は無く、人々は大いに落胆したと伝わっています。

 

 

銅像になった西郷隆盛

明治新政府に盾突いた西郷さんは『慶応の功臣にして明治の逆賊なり』と言われ、公式的には悪者扱いされていましたが、明治22年、政府に許され、国賊の汚名を返上することとなります。

 

翌年、西郷さんの活躍を称え、西郷さんの銅像建設の話が持ち上がります。

明治天皇を始め、約2万5千人もの人が建設費を寄付し、西郷さんの銅像が完成しました。

 

この銅像が、現在の東京上野に建つ、犬を連れた西郷隆盛像です。

ちなみに、この銅像は西郷さんの夫人が『似ていない』と言ったという逸話があります。

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その後、昭和12年に、西郷さん最後の地 城山に、そして昭和63年にも鹿児島空港の近くに銅像が建てられました。

 

西南戦争の後、生存説が囁かれていた西郷さんですが、銅像となり現代に蘇ることとなったのです。

 

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日本人が1番好きな日本人

日本人は、非業の最後を遂げた人物を好む傾向があります。

これを『判官びいき』と呼びます。

 

日本人は判官びいきが大好きです。

 

そして、判官びいきの対象となる人物には、ほぼ例外なく『生存説』が囁かれます。

 

源義経しかり、真田幸村しかり、坂本龍馬しかり・・・。

そして、西郷隆盛も例外ではありません。

 

歴史上の人物は、判官びいきによって過大評価を受けることも少なくありません。

 

しかし、西郷さんは生前から人気がありました。

 

西郷さんが明治新政府を去った後、盟友である村田新八や桐野利秋も共に去り、西南戦争まで付き従って、共に散った事実がそれを物語っています。

西南戦争の際、鹿児島県令(県知事みたいなもの)になった大山綱良も、裏で西郷さんに資金援助をしていました。

大久保利通だって、西郷さんを最後まで信じていました。

 

そして亡き後も『男も惚れる男』、『日本人が1番好きな日本人』と言われ、特に鹿児島県民の方は、親しみを込めて今でも『西郷さん』と呼ぶそうです。

日本史の中で好きな人物は?と聞かれれば、必ず上位に名前が挙がります。

 

西郷さんは、日本人が好む判官びいきの対象に当てはまる最後だったかもしれません。

しかし、判官びいきの範疇に収まりきらない魅力を持った人物が、西郷隆盛であったと僕は思っています。

 

西郷さんが、現代日本与えた影響は計り知れません。

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では、今回はこの辺で!

ありがとうございました。

 

 

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