ご来訪ありがとうございます。
『とにもかくにも100記事目』拓麻呂でございます。
学生時代は歴史の授業が大っ嫌いだった僕が、日本史をテーマにしたブログでようやく100記事目を迎えました。
僕は、学生時代、
『歴史なんか勉強してなんの意味があるんだよっ』
『過去じゃなくて未来を見ろよ』
なんて生意気なことを言いいながら、織田信長の顔に落書きをしていました。
そんな僕は、とある歴史ゲームをキッカケに日本史の世界に魅了され、いつしか歴史をテーマにしたブログを運営し始め、100記事も書いてしまった・・・。
学生時代の僕が、もし今の自分を見る事ができたなら、ぶったまげて腰を抜かすこと間違いなしです。
今回は、学生時代の自分に向けて、そして現在、歴史の授業に意味を見いだせない学生たちに向けて、歴史を学ぶ意義とは何なのかをお伝えします。
歴史を学ぶ本当の意味
日本史なんて暗記でしょ?
歴史は年号を暗記するものではない。これは、よく耳にする言葉です。
歴史学者にでもなるような方はそうも行かないでしょうけど、普通に暮らしている分には年号を暗記する必要なんて無いですね。
でも、テストで点を取る為には年号を暗記しなければならない・・・
しかし、歴史の楽しさを知ると、年号なんてものは、後から勝手に頭に入ってきます。
では、歴史の楽しさとは何なのでしょうか?
日本を舞台にした壮大な物語
結論から言うと歴史とは、壮大な物語です。僕たちの暮らす日本は、約2000年の歴史を持っています。
何を隠そう、日本は現存する世界最古の国です。
この約2000年と言う世界最古の国『日本』では様々な出来事があり、数々の英雄たちがキラ星の如く現れました。
そんな、壮大な物語が日本の歴史なのです。
例えば、ワンピースっていう漫画ありますよね?
あなたがワンピースの50巻あたりからファンになったとします。
もうワンピースが面白くて仕方ない!でも好きになったのが50巻からなので、1巻から49巻までの内容が分からない。
当然、1巻から読み始めますよね。
つまり、50巻に至るルフィたちの過去、歴史が知りたいから1巻から読み直すのです。
この感覚と、歴史を学ぶ楽しさは何ら変わりありません。
過去から見えてくる未来
『歴史なんて過去のことでしょ?そんなもん学んでどうすんの?』
このように思っている方も少なくなでしょう。僕も学生時代はそうでした。
しかし、過去無くして明るい未来は開けないのです。
例えば・・・今日は彼女との初デート。
ちょっと寝坊して、待ち合わせに遅刻しそう。
ところが待ち合わせ場所に向う途中、道が二つに分かれている。
右か、左か?・・・迷った挙句、右に向ったものの行き止まり、急いで引き返し左の道を進むも、道を間違えたことで結局間に合わず、初デートでいきなり遅刻。彼女はたいそう不機嫌に・・・。
それから一か月後、再び同じ待ち合わせ場所に向うあなた。今回も寝坊。
そして、前回と同じ分かれ道。
もう右が行き止まりなのは知っている。当然、迷うことなく左に向かう。
無事、時間に間に合い彼女と楽しいデートが出来ました。
これが過去、つまり歴史に学ぶという事です。
過去の経験、失敗を知る事で、明るい未来が待っている。
過去が一か月前であろうと千年前であろうと、同じことです。
過去の出来事を知るだけが歴史ではありません。過去を知り、未来に活かすことこそが、歴史を学ぶ最大の意義なのです。
現存する世界最古の国『日本』
繰り返しになりますが、日本は現存する世界最古の国です。

約2000年もの長きに渡る歴史を持つ日本。そんな日本に暮らす僕たち日本人。
これだけでも、ちょっと嬉しくなりませんか?
これが歴史を学ぶ喜びです。
歴史を知る事で、日本人であることに喜びを感じる。ましてや日本は2000年の歴史を持つ現存する世界最古の国。
であればこそ、日本の歴史を学ぶ意義は高まるでしょう。
しかし、残念なことに学校の授業では、この事実を教えません。こういう所が学校教育のダメなところです。
現存する世界最古の国はどこですか?
日本です!
神話と歴史が繋がっている世界でも珍しい国はどこですか?
日本です!!
世界最古の土器が出土している国はどこですか?
日本です!!!
ピラミッドよりデカい世界最大のお墓がある国はどこですか?
日本です!!!!
なぜ、これを授業で教えないのか?こういう事を授業で教えれば『歴史なんて意味がない』なんて思わないですよ。
日本史の授業で、こんなことを教えてもらっていたら、学生時代の僕もワクワクしていた事でしょう。
日本人である喜び、そして誇りを知ることが出来る。
そんな授業を行える日が来ることを願ってやみません。
入り口は何でもいいので・・・
以上、単なる日本史ファンの僕が思う歴史を学ぶ意義です。
冒頭でも少し触れましたが、僕が歴史に興味を持ったキッカケは本当に些細な事でした。
友達の家で暇を持て余していた時、床に転がっていた一本の歴史シミュレーションゲーム『信長の野望』
あまりに暇だったので、適当にプレイし始め、最初に選んだ武将は『毛利元就』でした。理由は名前を聞いたことがあったから。
そこから、そのゲームにハマり、毛利元就にハマり、戦国時代にハマり・・・そんな感じです。
なので、まずは一人の人物に興味を持つことが大事なのかもしれません。
ただし、ひとつ言わせてください。
『伊達政宗がイケメン~』とか『真田幸村がカッコイイ~』だけでは、歴史を知ったことになりませんのでご注意ください・・・。
でも、キッカケはそれで良いんです。そこから、その人物の活躍を知り、時代背景を知る事が大事です。僕は今でも『清少納言かわいい~』って思ってますからね。
ともかくも、この記事を通じて、一人でも多くの日本人が『日本の歴史』に興味を持ち、『意味ない』といった偏見がなくなれば、これに勝る喜びはありません。
以上、記念の100記事目でした。
では、今回はこの辺で!ありがとうございました。