武田信玄 ~人は城、人は石垣、人は堀、強い組織の作り方~

ご来訪ありがとうございます!

『武田の騎馬隊は史実じゃなくてもかっこいい』と思っている拓麻呂です。

『人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり』

甲斐(山梨県)の戦国大名 武田信玄はこのような言葉を残しています。

どのような意味かと言いますと、

”どれほど立派な城や石垣、堀を築こうともそこに『人』がいなければ機能しない。

城を守るのは人であり、人こそが大切な財産である。

人に情を持ち、憎む気持ちを捨てて接することが、何より重要である。”

つまり、人との協力が大事だという意味です。この信玄の言葉は非常に的を得ています。現在の会社組織でも通用する格言と言えるでしょう。

では信玄は、どのようにこの言葉を実践していたのでしょうか?

武田信玄の組織作りは、現代にも通用するたいへん興味深い内容となっています。

部下を持つあなたに是非、参考にしていただければと思います。

※今回の記事は甲陽軍鑑という兵法書の内容を元にしています。この甲陽軍鑑の信憑性には賛否あることをご了承ください。

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~甲斐の虎 武田信玄の組織作り~

~フレックス制の導入~

武田信玄は自らの組織にフレックスタイムを取り入れていたと言われています。

現在でも夜勤などの一部例外を除けば、勤務時間はおおよそ朝から夕方頃までと定められています。もちろん信玄の生きた時代も同様です。

しかし信玄は、家臣個々の都合で出勤は昼過ぎでも夜でも良いとしていました。出勤した時間を帳簿に記入させ、時間管理も徹底していました。

~欠点を補い合う組織作り~

信玄は組織(部隊)を編成する際、あえて性格の異なる者同士を組ませていたと言われています。

短気な者と辛抱強い者。

陽気な性格と暗い性格。

信玄は、バランスのとれた編成を重視していました。戦の時に、短気な者が感情だけで行動しては状況が悪化する。しかし、辛抱強すぎる者が用心しすぎて、チャンスを逃してもいけない。

信玄は個々の性格を理解し、欠点を補えあえるような組織作りをしていたのです。

~家臣を思いやるエピソード~

では『人は城~』の真骨頂とも言える、信玄の思いやりをご紹介します。

ある日の作戦会議。武田家臣団が集合しています。

信玄が一座を見渡すと、一人の家臣が浮かない顔をしてました。その様子を気にかけた信玄は問いかけます。

「どうした?なにか心配事でもあるのか?」

家臣は答えます。

「実は親が急に体調を崩し、気がかりで仕方ないのです」

それを聞いた信玄は、こう判断しました。

「それはいかんぞ、今すぐ家に帰りなさい。なに気にすることはない、親御さんが回復したらまた戻ってくれば良い」

そして信玄は集まっている家臣たちに公言します。

「よいか、私事で不安を抱えているものは遠慮なく申し出よ。不安を抱えたままでは勤めに集中できず、自身にも周囲にも良いことはない。まずは私事を解決し、心の不安を取り除くことが何よりも重要だぞ」

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~武田二十四将~

このように家臣の事を思いやり、人こそ最大の財産であるとした武田信玄。

この武田家臣団の中でも、特に活躍した武将たちが『武田二十四将』。

史料により人選に多少の違いがありますが、山本勘助、山県昌景、馬場信春など、武田家を支えた名将たちが名を連ねています。

信玄は『人こそが最大の財産』という考えで彼らと接し、成長を願っていたことでしょう。そして彼らは信玄を強大な戦国大名へと押し上げる原動力となるのです。

『人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり』

信玄のこの言葉は、人と接する時に最も大事なことを思い出させてくれる名言と言えるでしょう。

信玄が語るいただけない大将 4つのパターン

なお信玄はダメな大将として4つの例を挙げています。最後にこの4例をご紹介します。

①頭の悪い大将

②頭の良すぎる大将

③臆病な大将

④強すぎる大将

①と②、③と④が対になっていますね。要は何ごともバランスが大事と信玄は言っています。

管理職の方は是非武田信玄のエピソードに触れてみてください。史実かどうかはともかくとして、非常に役立つエピソードが多いですよ。

武田信玄の家臣団一覧はこちらです。

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では、今回はこの辺で!ありがとうございました。


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