ご来訪ありがとうございます。
拓麻呂です。
2020年(令和2年)のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。
主人公は、本能寺の変を起こし、日本の歴史を大きく変えた『明智光秀』。
そんな麒麟がくるの第5話を視聴してみての、一戦国ファンによる感想です。
今回は斎藤利政(道三)の意外な一面が垣間見えた回でしたね。
あとラストで、ついにあの男が登場しました。
『麒麟がくる』第7話の感想
斎藤利政(道三)の意外な一面
今回の放送で一番印象深かったのは、道三(利政)が政治理念というか、理想とする国造りについて語っていたシーンでした。
道三と言えば下剋上の雄であり、陰謀家の印象が強いですが、あくまで美濃を支配する大名なんですよね。
今で言う県知事みたいなもので、いわば政治家です。
経済を豊かにするため海を求める。
これは、山国に生まれた武田信玄も同じで、海を求めて北上し、上杉謙信と何度も激突していたわけです。
昔は今ほど道が整備されておらず、村を離れればほとんどが獣道のような感じだったと思われます。
ゆえに、物流は陸より海を経由したほうがスムーズだったため、港を押さえると言うのは経済発展になくてはならない要素でした。
ちょっと話が逸れました。
そんな道三が語った理念。
わしの仕事は戦をすることではない。国を豊かにすること
平和な世の中に現れるという『麒麟』を到来を願う光秀や駒と同じ想いを、あの道三も持っていました。
歴史上のイメージだけでは、決して味わうことの出来ないカッコイイ道三像を感じられたシーンでした。
はたして道三は麒麟となるのか?
この行く末を占うのが、斎藤高政(義龍)と光秀のシーンに詰め込まれていましたね。
長良川の戦いのフラグが立ちました
帰蝶の織田家輿入れを巡って、斎藤義龍(高政)は稲葉良通(一鉄)らの家臣を抱き込み、父の道三とは完全に違う意思を示しました。
この時の光秀のリアクションも含め、後に起こる『長良川の戦い』のフラグでしたね。
この戦いで光秀は道三に味方し、その結果、後の運命を決定づける大きな岐路に立つことになります。
↓この辺の詳細はコチラの記事をご覧ください↓
道三と光秀の運命を変えた長良川の戦い。
どのような描かれ方をするのか、今から楽しみです。
旅芸人?
白粉(おしろい)を塗った帰蝶を見て、光秀は『旅芸人』と形容していました。
7話の段階ではまだ未登場ですが、本作にはオリジナルキャラクターの旅芸人『伊呂波太夫(いろはだゆう)』が登場するんですよね。
この伊呂波太夫の芸人一座に、戦災孤児だった幼き頃の駒が預けられていたという設定になっています。
おそらくですが、第1話で語られた『火災から駒を助けた手の大きな人』は、かなり光秀と近しい人物である可能性が高く、後に伊呂波太夫が座長となる旅芸人一座と、何かしらの関りを持っているものと思われます。
↓詳細はコチラ↓
もしかしたら、光秀自身も、後に伊呂波太夫が座長となる旅芸人一座と、幼い頃に面識がったのかもしれません。
なので、光秀には旅芸人の記憶が残っていたのからこそ、白粉を塗った帰蝶を『旅芸人』と形容したのかもしれませんね。
超大物が登場
そして、ついに織田信長が登場しましたね。
一瞬、巌流島に現れた宮本武蔵かと思うような登場シーンでした。
後の本能寺の変に繋がる運命の出会い。
信長と光秀の関係がどう描かれるかによって、本能寺の変の動機も変わってくるので、今後の展開がより楽しみになりましたね。
まとめ
以上、麒麟がくる7話の感想でした。
麒麟がくる各話の感想、今後の展開予想、ドラマがさらに面白くなる歴史雑学などのまとめはコチラです。
では、今回はこの辺で!
ありがとうございました。