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拓麻呂です。
2020年(令和2年)のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。
主人公は、本能寺の変を起こし、日本の歴史を大きく変えた『明智光秀』。
そんな麒麟がくるの第5話を視聴してみての、一戦国ファンによる感想です。
今回は三好長慶と駒の回でしたね。
『麒麟がくる』第6話の感想
三好長慶と細川晴元
かつて、これほどまでに織田信長上洛前夜の戦国京都を描いた大河があっただろうか?
三好家が好きなので、これは嬉しい限りです。
いわゆる、応仁の乱が起こってから、織田信長が上洛するまでの約100年間。
この期間の畿内、つまり当時の日本の中心地で何が起こっていたのかって、メディアほとんど取り上げられず、世間的にもほとんど知られていないように感じます。
その空白の?100年間のに起こった出来事の中でも、特筆すべきがいわゆる『三好政権』だと思っているので、今回の展開は嬉しい限りでした。
ともかくも、やっぱり今作では、室町幕府がひとつのポイントになってきそうですね。
今回の光秀と細川藤孝の会話を聞いている限り、『室町幕府の再興』がひとつの志となりそうな感じでした。
そうなってくると今後の展開として、『革新的な織田信長』と『伝統を重んじる明智光秀』という、これまでさんざん描かれてきた対立軸になっていくのだろうか・・・?
これは妄想ですが、『室町幕府の再興』という志が、本能寺の変での光秀と藤孝の溝に繋がっていくのかなと。
今作は、光秀と駒は望む『麒麟』の到来がドラマのメインテーマなのかなと思っています。
室町幕府に『麒麟』の到来を実現する力があるのか?
あるいは、織田信長が『麒麟』となるのか?
光秀自らが『麒麟』となるのか?
この辺の考え方の差が、光秀と藤孝のすれ違いに繋がっていくのかなと感じています。
↓『麒麟』に関する考察はコチラの記事をごらんください↓
駒がかわいい
第5回のレビューでも少しだけ触れましたが、回を重ねるごとに駒が可愛く見えてくるという現象が起こっています。
今回のラストのあたりで、光秀の隣に来るよう誘われたシーンでの、駒の目の泳ぎっぷりは彼女の心情が如実に表れていて良かったです。
動揺する駒を、あれだけの尺を使って表現したのは、お見事の一言です。
今後の光秀と駒の関係性も大注目ですね。
まとめ
以上、麒麟がくる6話の感想でした。
今後、京都の情勢や、駒と光秀の関係がどのように描かれていくのか楽しみにしたいと思います。
↓7話のレビューはコチラ↓
麒麟がくる各話の感想、今後の展開予想、ドラマがさらに面白くなる歴史雑学などのまとめはコチラです。
では、今回はこの辺で!
ありがとうございました。