歴史マニアの大河ドラマ麒麟がくる1話のレビューとネタバレ感想

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大河ドラマのこと

ご来訪ありがとうございます。

拓麻呂です。

 

2020年(令和2年)のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。

主人公は、本能寺の変を起こし、日本の歴史を大きく変えた『明智光秀』。

 

そんな麒麟がくるの第1話を視聴してみての、一戦国ファンによる感想です。

特に印象深かった部分をお伝えします。

以下はネタバレを含みますので、閲覧は自己責任にてお願いします。

 

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『麒麟がくる』第1話の感想

冒頭の部分

開始直後に、野盗が村に押し寄せてきて、光秀を中心とする村人たちとの戦闘シーンがありました。

ここに登場していたエキストラを含む村人たちの衣装が、妙にカラフルでした。

ピンクやら明るいブルーやらオレンジやら。

ずいぶん細かいところに拘ってきたな!という印象でした。

そして、農村地帯の田畑の緑、そして稲穂の黄色と相まって、なんか綺麗な映像になってました。

 

本筋とは全然関係ない部分なのですが、まず『色』で目を引かれてしまいました。

 

 

そして野盗を追い払った後、捕虜になっていた『菊丸』の登場です。

岡村隆史さん演じる菊丸は、ドラマオリジナルの謎の人物で、その正体が放送前から色々と予想されていました。

おそらく、その正体は史実の人物なのではないかと思われます。

菊丸とは一体何者なのか?

 

初回の放送では、とくにヒントになるような場面はありませんでしたが、以前僕が予想した記事がありますので、気になる方はご覧になってみてください。

大河ドラマ麒麟がくる!岡村隆史さん演じる菊丸の正体を大予想
...

 

オープニング曲

大河ドラマのオープニング曲って、僕の中では結構重要です。

やっぱり、ドラマの雰囲気とかにも関わりますし、主人公に選ばれた人物のイメージに合うかどうかも大事なポイントです。

 

個人的には2007年の『風林火山』と、2008年の『篤姫』のOP曲が、僕の中でのベスト曲です。

 

で、麒麟がくるはどうだったかというと、曲調はやや落ち着いた感じで、光秀らしいと言えばらしいのかなと感じました。

光秀って戦国武将の中でも、猛将っていうイメージではなく、どちらかというと知将のイメージですし。

 

あとは何回か聴いている内に、耳に馴染んできて良い曲に思えてくることもあるので、これから印象が大きく変わっていくかもしれません。

 

比叡山延暦寺焼き討ちの伏線か?

光秀が堺に向かう途中で、比叡山の僧兵が行商人みたいな人に乱暴を働くシーンがありました。

その様子をじっと見つめていた光秀。

 

これって、織田信長による『比叡山延暦寺の焼き討ち事件』の伏線になっていそうな気がします。

比叡山焼き討ちが起こった時には、光秀は信長の家臣になっており、この事件の中心人物の一人として行動しています。

 

従来の説では、光秀は焼き討ちに反対していたとされてきました。

しかし、最近では積極的に焼き討ちに関わっていたのではないかとも言われています。

意外な真実!比叡山延暦寺焼き討ちの理由!明智光秀と織田信長の思惑
...

 

それ故に、初回で比叡山の僧が乱暴しているシーンをあえて挿入してきたのには、大きな含みを感じました。

もしかしたら、光秀が信長とともに、延暦寺に壮絶な鉄槌を下すシーンがあるかもしれません。

もしそうだとするならば、これまであまり描かれてこなかった光秀像なので、とても楽しみです。

 

鉄砲に関する伏線?

光秀は堺で鉄砲を入手しようとして、谷原章介さん演じる『三淵藤英』という幕臣と出会います。

なお、三淵藤英は後に光秀の盟友となる『細川藤孝(幽斎)』の腹違いの兄です。

 

藤英は鉄砲を一発ぶっ放した後に、連射出来ないことを理由に、鉄砲は実戦向きではないというようなことを言っていました。

このセリフが、ちょっと引っかかったんですよね。

 

と言うのも、史実の光秀は、鉄砲の名手だったという説があるからです。

もしかしたら、光秀が鉄砲を上手く使えるようになるまでの苦悩が描かれたりとか、後年の光秀の砲術を際立たせるための伏線だったのかもしれません。

 

あるいは、織田信長と武田勝頼が激突した『長篠の戦い』における、伝説の『鉄砲三段撃ち』の伏線か?

とも感じました。

 

下戸な光秀

堺に到着して鉄砲を入手しようとしていた光秀。

松永久秀と出会い、一杯やっているシーンがありましたが、光秀はベロンベロンに酔っぱらっていました。

 

非常に細かい部分ではあるのですが、光秀は下戸だったと言われているので、こういった部分をドラマに反映してくれると、戦国ファンとしては嬉しいですね。

 

なお、松永久秀に関する記事はコチラです。

松永久秀の人物像と壮絶な最期!名茶器 平蜘蛛とともに大爆死
...

 

駒の立ち位置

中盤~終盤に登場したドラマオリジナルキャラで、門脇麦さん演じる『駒』。

初回を見る限り、彼女のポジションってやっぱりメインヒロインの立ち位置ですよね。

 

ただ、史実の光秀には『妻木煕子(つまき ひろこ)』という正妻がいます。

しかも光秀と煕子は、戦国時代きってのオシドリ夫婦として知られています。

理想の夫婦仲!明智光秀の妻『妻木煕子』の人物像とエピソード集
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史実通りに行くならば、どう考えても煕子がメインヒロインなんですよね。

今後、駒は光秀とどう絡んでいくのか?

そして、どのようなポジションの女性になるのか?

このまま行くと、恋に敗れた女性みたいな感じになりそうですが、そこに何か含みを持たせるのかもしれませんね。

 

オリジナルキャラだけに、どんな方向性にも振れるので、その辺も楽しみですね。

 

もしかしたら、光秀と煕子の関係を、従来とは違った解釈で描くのかもしれませんね。

閲覧注意!明智光秀と煕子のオシドリ夫婦のイメージを覆す真実とは?
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まとめ

以上、麒麟がくる1話の感想でした。

 

どの大河もそうですが、1話を視聴した段階では、今後の展開が楽しみで、いつもワクワクしながら見終わります。

もちろん、今回もそうでした。

 

時折、途中で期待を裏切られてしまう場合もあるのですが、今回はなんとなく大丈夫そうな気がしています。

 

ともかくも、2話以降も楽しく視聴していきたいと思います。

ネタバレあり!大河ドラマ麒麟がくる!恐怖の第2話レビュー
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他にも、明智光秀の性格や人物像、本能寺の変についてなどの記事を扱っています。

ここを見れば『明智光秀』と、その妻『妻木煕子』のすべてが分かる!

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では、今回はこの辺で!

ありがとうございました。