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拓麻呂です。
令和二年(2020年)のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。
明智光秀が主人公の今作ですが、例年の大河よりもオリジナルキャラクターが多く登場しています。
『駒』、『菊丸』、『望月東庵』、『伊呂波太夫』の4名です。
史実の人物であれば、どのような活躍をして、どのような最期を迎えるのかハッキリしているので、ドラマの展開も予想しやすいのですが、架空の人物となるとそうもいきません。
そこで今回は駒と菊丸に絞って、二人の役どころを元にどのような最期を迎えるのか?あるいは最終回の段階でどうなっているのかを、予想してみたいと思います。
駒と菊丸のラストを大胆予想
菊丸のラスト
まずは、菊丸から。
公式によると、菊丸のキャラ設定は以下のようになっています。
光秀が美濃で出会う三河出身の農民。神出鬼没で、敵か味方かわからないが、常に光秀の危機を助ける。
そして、菊丸の正体に関して、以前こんな予想をさせていただきました。

↑こちらの記事では、菊丸は実は架空の人物ではなく、光秀の重臣『明智左馬助(秀満)』となる人物なのではないか?と予想しました。(あるいは『溝尾茂朝』)
もし、菊丸が明智左馬助だとするならば、光秀が亡くなった後に、坂本城に攻め寄せてきた羽柴秀吉の軍勢を相手に奮戦した後、一族もろとも自害することになります。
ただし、この記事を書いている段階では、菊丸が明智左馬助であるという確証はありません。
なので、左馬助であるという前提は無しにして予想していきたいと思います。
とは言え、これまでのドラマの展開を見る限り、ポジション的には光秀の従者のような感じになっているので、光秀に仕える人物であることには変わりないのかなと思います。
また、公式の設定的にも『光秀の危機を助ける』とあるので、味方であることに間違いはないでしょう。
そうなってくると、明智光秀と同じく、菊丸にとっても本能寺の変が最大の見せ場になってくると予想します。
光秀は本能寺の変で信長を自害に追い込んだ後、山崎の戦いで羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)と激突し敗北。
敗走中に落ち武者狩りに襲われて亡くなりました。
おそらく、菊丸もこの流れの中で、命を落とすことになるのではないかと思っています。
光秀は本能寺の変の総指揮をとっているはずなので、槍や刀で大暴れするわけにもいきませんが、菊丸のポジションであればそれが可能です。
派手に暴れなくとも、忍びのような活躍をすることも期待できます。
光秀を慕う忠実な家臣として、そして本能寺の変を起こした中心人物の一人として、ドラマのクライマックスでの大活躍を期待しています。
さらには、物語中盤あたりで『斎藤利三』という、光秀の右腕となる人物も登場してくると思います。
なんとなくですが、明智光秀、藤田伝吾、斎藤利三、そして菊丸の4人による大活躍が、本能寺の変から山崎の戦いにかけて描かれるのではないかと想像してしまいます。
その末に、光秀、伝吾、利三とともに、壮絶な最期を迎えることになるのかなと・・・。
きっと、涙なしには観られない展開になるのではないかなと思っています。
駒のラスト
次は駒です。
公式によると、駒のキャラ設定は以下のようになっています。
光秀が京で出会う娘。医師・望月東庵の助手をつとめている。戦災孤児で、伝説のいきもの・麒麟の存在を信じている。
また、駒は本作のヒロインということなのですし、光秀に恋心を抱いているのではないかと思われる描写が時折見られます。
しかしながら、以前こちらの記事でも書いたように、駒が光秀と結ばれるには、『史実』という高い壁が存在します。

そして、光秀と駒が結ばれる可能性を考えた場合、1576年~1582年までの約6年間が大事になります。
なぜ6年間なのかについては、今後のドラマのひとつの見せ場となるであろう史実をお伝えすることになるので、気になる方は上記の記事をご覧になってみてください。
ともかくも、今作は本能寺の変~山崎の戦いを経て、光秀が亡くなるところで最終回を迎えると思われます。
もちろん駒は生き残ると思いますが、光秀への恋は叶わぬまま終わるのではないかと思っています。
ただし、それが不幸せなことではないんだろうなと考えています。
というのも、今作は駒が望む『麒麟』の到来を目指していくというのが、話の核心かと思います。

光秀が本能寺の変を起こしたことで、麒麟の到来を予感させるようなことになるのか、はたまた光秀自身が麒麟となるのかは分かりませんが、最終回では駒の願いが叶うような感じになるのではないでしょうか。
かなり斜め上を行かない限り、光秀は最終回で亡くなるはずなので、一見バッドエンドになりそうですが、そんな中にも『麒麟の到来』という一縷の望みが繋がるというか、恋愛感情を超えた駒の望みが叶うというか。
もはや予想と言うよりも、個人的な希望も含まれていますが、そんな感じになるのではないかと予想しています。
まとめ
以上、菊丸と駒のらラスト予想でした。
- 菊丸は、本能寺の変や山崎の戦いで大活躍した後、光秀らとともに壮絶な最期を遂げる。
- 駒は、光秀との恋こそ実らずに終わるけれど、麒麟の到来と言う望みが叶う。
という感じになると予想しています。
麒麟がくるの各話の感想、今後の展開予想、ドラマがさらに面白くなる歴史雑学などのまとめはコチラです。

では、今回はこの辺で!
ありがとうございました。